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私をイモと呼ぶ姪、つむじ2歳半

姪は現在、2歳半。
生まれた時から、義理兄の故郷ドイツに住んでいる。
現在85cmと周りの子たちよりも頭ひとつ分小さい、純日本人の小ぶりちゃん。

周囲がミックス(ハーフ)、外国人が多いため小さく見えるという錯覚ではなく、日本人平均よりも小さめなのだと、最近「西松屋」のサイズ表で気がついた呑気な叔母。だが健康でいてくれれば、それで何より。

私は、姪つむじちゃん自らが選んだ呼び名「イモ」と呼ばれている。
(決してバカにされているわけではなく、韓国語で叔母さんという意味)

ある日、ビデオ通話にて腕をおさえながら画面に近づいてきたつむじ氏。
『イモ〜、⚫︎⚫︎ちゃん(←姪の名前)ここアワしたの〜』

アワは、ドイツ語で痛いの意味。
どこかで腕をぶつけてきたらしい。あたしかわいそうでしょ?の、痛いアピール。

3ヶ国語が混じっているが、もちろん本人は何の違和感も感じていない。
特に英語とドイツ語の区別はまだついていないらしい。

何とも悔しいのと羨ましいが入り混じる複雑な心境の叔母は、残念ながら母国語の日本語が未熟なだけでなく、ワーホリからの外資勤めのくせに英語もいまだに苦手だ。
(もはや、ただの怠慢)

ホテルのクローゼットを私部屋にする、つむじ氏(本が逆さま)

姪は、生まれた時から「つむじ」が2つあるため、通称つむじちゃん。
これは、SNS(Instagram)上での呼び名である。

育児と語学学校で多忙な姉に代わり、姪のためならと自身のリハビリを兼ねて、私は姪専用アカウントを立ち上げ、日々の記録更新をかってでた。

傍目にみたら、ただの叔母バカ。
気づけば姉夫婦だけでなく、姉の友人たちも楽しんでくれているようで◎。

さて、つむじ氏。
なかなか個性的、ザ・ひとりっ子である。
ローカルの託児所というワイルド環境で育っているためか、気が強めな上、人生2周目説かと思うくらい肝が座り過ぎている。

ということで、イースターとなれば目もすわり気味にエッグハントをし、体操教室にいけば自分の身長よりも高い所からためらいなく飛び降りる。という祖父母の心臓に悪いアクションをやってのける、ひとりサーカスな日々。

あんこが好き。クッキーよりもプレッツェル派。
1歳の頃から、ピーマンとツナの和物を好むという酒飲み確定の姪。
今後も愉快な成長が楽しみである。

可愛く座っているわけではなく、静かに💩をしているだけ




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