双極性障害とドクターショッピング

こんにちは。

私の家族は統合失調感情障害で、双極性障害の要素も併せ持っています。

双極性障害でやっかいなのは、気分の波だと思いますが、本人は対人関係でかなり苦労をしています。

最近、今まで通っていたクリニックを職員の方の一言をきっかけに辞めてしまいました。

今までも出会う様々な医療関係者や支援施設の職員の方々などの些細なひと言がきっかけで、「もうあそこは合わない、もう行かない」となることがとても多いです。

習い事などでも、先生の一言や行動などで、心のシャッターが降りて辞めることになったりしてしまいます。

受け流すことが本当に苦手なのだと思います。

新しい何かを探すことも、始めることも、辞めることもそれなりのエネルギーが要るものです。
クリニックを転々とすることで、今まで共有してきた情報や、築いてきた関係もまた一からになってしまいます。

そして、上手くいかなかった時の落ち込みで本人はまたダメージを受けてしまいます。

自分に合う場所を見つけるためのトライアンドエラーという見方もできます。
一方で、本人にぴったり来て、そこに関わる誰もが本人の意に沿った言動してくれる場所なんてあるのだろうかとも思います。

こうした経験を繰り返すことで、他人の言動が思い通りにならないという現実に少しずつ慣れていってくれると良いなと願うばかりです。

支援の選択肢は無限ではなく、地方だと特に限られると思います。
ここは無し、ここは無しを繰り返すことで、取れる選択肢が限られて、結果的に本人が苦しむことにならないと良いなと思いました。

「まぁいっか」ができればもっと楽になるだろうと思います。
ただ、それができないのが病気であって、だから本人もこんなに苦しんでいるんだろうなとも思います。