おもち合唱団

いつだって楽しそうな人、でいたい

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最近の記事

向き合いノーサンキュー

今まではなんというか、赤ちゃんの変化はもちろんあったんだけど、それはふっくらしてきたね、とか、笑うようになったかな?とか、なんかそういう感じで、もしも赤の他人が見たら取るに足らないような変化で、でもその変化が自分に与える影響が面白くて、「(赤ちゃんの変化に伴って)変質していく自分と向き合う」みたいなことができていたから、noteもそこそこ更新してた。 最近の赤ちゃん!飯食う!寝返りする!叫ぶ!みたいな感じで、もう赤ちゃんと向き合ってたら一日終わり。自分と向き合ってる時間なし

    • 末席を汚させていただきます

      はい!全世界!大人チームと子どもチームに分かれて〜!ってなったとしたら迷わず子どもチームにいれてもらお!というか、当たり前に子どもチームっしょ!と思っていたのだが、赤ちゃんを育ててはや5ヶ月。あれ?もしやわたしってもう俄然もしかして大人チームなんじゃないか?となってきたのが我ながら面白い。 もし、わたしがずっと親にならないままだったら、多分ずっと子どもチーム自認のまま生きて、死んでいったと思う。それが良いとか、悪いとかじゃないんだけど、でも、わたしは変わっていく自分を感じる

      • ラブの証明

        食べるもの大事すぎ!ということに妊娠出産を経てやっと気づいたため栄養学とまではいかないけど中学校の家庭科で習ったことぐらいはちゃんとわかっておきたいわね、と思っていろいろ本を読んでる。 タイトルに惹かれて図書館で借りた。わりと最初のほうで身体の深部から野菜が食べたくなる「五感食べ」をしよう。まずトマトをいろんな角度から見まくって対話しよう。とかが書いてあって、あ!これ栄養とかじゃないやつだ!ってわかったんだけど、なんだかんだ読み進めたらかなり面白くてちゃんと影響を受けてしま

        • モラルは簡単じゃない

          他人の炎上みてて、だいたいはワァ!そんなこと言ったりやったりしたらダメだあ!と思うけど、え!?これダメなやつ!?かしこまりました!ってときある。自分が最初にそれやってたら自分が怒られてたと思うとこわいよ。みんな本当はあるんじゃないかなあ。 なんか、モラルってそんなに簡単じゃないなと思う。道徳の大定番、自分がやられて嫌なことはやらない、自分がやられて嬉しいことをやる!ですら大外しするときある。 自分がやられて嫌なことはやらない、の場合は「いや、それやってもらってたらわたしは

        向き合いノーサンキュー

          ンーレッ!

          ンーレッ! アーィィァア! イェッ! と言われましても赤ちゃんの言ってることは当然わからない。でも、赤ちゃんもわたしが言ってることはわからないわけだから、お互い同じ条件だよね。わたしがンーレッ!ってなに!?って思ってるのと同じように、赤ちゃんも寝て〜ってなに!?って思ってるんだろうし、それでもそれなりにお互い思いやって毎日過ごせていて、ありがたい。そう、何言ってるか分からなくても、赤ちゃんからなんとなく思いやりを感じるときがあって、まだ生まれたばかりなのにすごすぎる。

          夢に引き戻される

          陽が差し込む寝室で本を読んでいて、赤ちゃんのぐずる声で我に帰るとき、夢に引き戻されたような感覚がある。 ひとりで本を読むわたしは今までもいたし、これからもずっとそうだろうと思っていたけど、そこに、お腹減ったとか、抱っこしてとか、そんな理由でふにゃふにゃ言う赤ちゃんがいるってことは想像してなかったから。 赤ちゃんは自分じゃ何もできないけど、自分じゃ何もできない以外は完璧だ。赤ちゃんと老人は似ていると思う。まんまるで生まれて、欠けて、死ぬまでにまんまるに戻れたらいいけど。

          夢に引き戻される

          斜に構えたらモブだから

          社会や他人に文句言う暇があるなら自分のことを頑張ろう!って言うのはとても正しく、とても健やかなように見えるけど、社会や他人が原因で頑張ることすらできない人がいるってことを忘れたその言説は一気に暴力的になる。人を殺せるほど強い。 わたしはそこまで善性が強い人間ではないってことがさすがにそろそろわかってきた。主人公になりたいだけだ。主人公になるためには、世界を救うとか、悪を倒すとか、名声を得るとか、そういうんじゃなくて、だれの痛みも軽視しないことが大事。そこで斜に構えたらモブだ

          斜に構えたらモブだから

          まったり

          昨日友達と、家でまったりしたいな〜のまったりってだいたいセックス(や、それに伴うふれあい)のことだし、セックス(や、それに伴うふれあい)をまったりと形容する人間結構キショすぎるって話になって、Twitterに呟こうと思ったけどやめた。でも、Twitterでできる最大の自己主張ってこの程度だと思うな。SNSってそんなに懐がデカくないっていうかさ。 まったり、ほっこり、みたいなのが手前にきちゃったら、ワー!って言って語彙引き出し中に押し込んでる。 最近のわたし。髪の毛の量が増

          人生の第二期を駄作にしない

          赤ちゃんは本当にかわいいし、めちゃいい子だし、かなり手がかからない赤ちゃんなんだと思う。信じられないぐらい幸せすぎて、幸せに全身を覆われて、幸せから逃げ出せないような、幸せで身動きが取れないような、こんなことあるんだって感覚。 ちょっとおしゃれするとか、ちょっと美味しいもの食べるとか、ちょっと服飾品を買うとか、ちょっとあてもなくぶらぶらしてみるとか、そういったことが意外と自分のアイデンティティに関わるぐらいの営みになっていたのかも、ってだけの話。そんなもの赤ちゃんのかわいさ

          人生の第二期を駄作にしない

          神社ですれ違ったあの人が

          妊娠中から「つわり 終わった」「胎動 感じない」とか、今も「生後2ヶ月 笑った」「首 座った」とかそんなことばっかりTwitterで検索しているから、賢いAIはわたしのことをどういう人間かはっきりわかったらしく、おすすめタイムラインにはママアカウントみたいな人たちのツイートがたくさん出てくるようになった。 おすすめのタイムラインには、インプレッションが多かったり、いいねやリツイートが多かったりそういうのが流れてきやすい。そうすると、もう、とにもかくにも不倫をされている、いわ

          神社ですれ違ったあの人が

          汚い窓から汚い景色を見て過ごす

          配偶者は授乳以外の育児をすべてこなしてくれるし、実家は近くてすぐ頼れるし、友達はみんな楽しいしだいたいの子は県外からわざわざ我が家に遊びに来てくれる。 そして何よりも赤ちゃん様が本当におりこうさんで、全く手がかからない。可愛さだけを振りまいてくれるウルトラエンジェル。 なのにどうして気持ちが荒んじゃ~うの!ってハナシ。 宝石の番人として、軟禁されている。ここは適温で、空腹になることもない何不自由ない空間だ。そこで、30分宝石を磨いて、10分休みを繰り返す。ここにはたくさ

          汚い窓から汚い景色を見て過ごす

          noteを書いてはいたんだけどしっくりこなくて消して、を繰り返して二週間くらい経って、もうなんでー!と思ってたんだけど何となく理由が分かった。 赤ちゃんのことばっかり書いてもなーって心のどこかで思ってて、赤ちゃんのこと以外で考えてることとかについて書こうって思ってた。でも、赤ちゃんのこと以外で考えてることは暗いしつまらない。 さっき消したメモを要約すると「全員に優しいのと、全員に意地悪なのが同じように平等や公平だと思ってる人間はみんな愚かで幼稚」みたいなことだったんだけど

          知らすな

          漫画は少し前から紙よりも電子で読む機会の方が増えてたんだけど、最近は文字の本も電子で読むようになってきた。 まず、赤ちゃん様が産まれてから片手と脳だけが空いている時間、というのがそこそこある。普通の本だと読めないけどスマホでなら本を読める!ということに気づいた。 それでKindle Unlimitedに入ったら意外とたくさん気になってた本とかもあったし、あと、自分の住んでる市にも電子図書館があり、本物の図書館に比べたらだいぶ少ないけどかなりいろんな蔵書があり、Kindle

          いつでも適温の部屋で寝られる

          このままだと赤ちゃんのこと、なんにも知らないのに産まれちゃうな〜!と思って、いろいろ事前に調べたつもりだったんだけど、やっぱりなんにも知らなくて困ったり、わからなかったりするたびにスマホに頼っている。インターネットがなかったら育児大変すぎる。自分の親、めちゃ尊敬、感謝のみ。とはいえ、情報がありすぎるのもまあ大変とは思う。なるべく個人のサイトじゃなくて、企業のサイトを見るようにしている。それだっても全然違うこと言ってんじゃん!みたいなのあるけど。クックパッドを見るのをやめたのと

          いつでも適温の部屋で寝られる

          人生をかけて呪いを解く

          短大で先生から「わかっていると思うが、お前はヒロインっていうタイプではないから」と言われたことがある。 たしかそのあとは、でもお前にしかできないことがあるからそれを極めろ的な言葉が続いたと思う。その当時はお前にしかできないことがあるに注目して喜んでたけど、いや、喜んでるってことにしてたけど、10年経ったらそっちは全然覚えていないのに、ヒロインじゃないって言われたことはずっと覚えている。 ハッキリと否定されたらそれを喜ばなければいけない、というような風土があったと思う。歯に

          人生をかけて呪いを解く

          気持ち?状態?をありがとう

          最近のわたしと言えばもうこれだけ。一番知り合って日が浅いのにすでに一番好きなの、本当にすごい。 妊娠中、身体は痛いし重いし、動きにも食べるものにも制限かかるし、もうこれ早く終わってくれー!と思ってたけど、この最高の宝物と一つ屋根の下どころか一つ身体の下だったと思うともっとあの日々を大事にすればよかったぜ〜と思ってしまう。なんか、かわいいだろうなとは思ってたよ、もちろん、そりゃ、でもそんなふんわりした予想を遥か超えてかわいい。ホルモンとか、本能とか、なんかそういうのの影響なの

          気持ち?状態?をありがとう