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母の価値観に対する愚痴

以前、母が我が家に遊びにきた時
母の友人が離婚をしたという話をしていて

そのご友人、
結婚当初から夫の言う事を聞き、家事に精を出し
それはシーツは毎日洗うくらい精を出し
そして、離婚したらしい。

母がその話をしている間、
私は息子の塾のオンライン保護者会に参加しており
ただ聞くだけだったので
半分はオンライン保護者会、半分は母の話を聞いていた。

パソコンの前を離れられないので
休みだった夫が洗濯物を干してくれて
その後「お昼ご飯もお願い」と言って
夫は昼食の準備を始めた。

母は、その離婚した友人に
「夫にもっと物申せばよかったのに。遠慮してあまり言わなかったんじゃない?って言ったのよ。そうしてれば離婚せずに済んだかもしれないのにって。」と
なにやら得意げに私に言っていたのだが、

昼食が終わり、息子と夫が出かけて行った後に
「あんたは結構夫に物申すわね」
と言った。

たまたまである。
夫が洗濯物を干すのも、昼食を作るのもごくたまにしかない。
その、たまに、を母に見られたら、
「あんたは結構夫に物申すわね」
である。

離婚した友人には「もっと夫に物申せば良かったのに」と言うくせに
私には「あんたは結構夫に物申すわね」と言うのは
きっと、専業主婦である私は(母もだが)
夫にあんまり物申したらダメという価値観がある、という事だと思う。


前回のnoteでコロナだったかもと書いたが
その時私が部屋に籠っていたため
数日間の家事は夫がやっていたわけだが
治った後に母との電話で息子が
「お母さんが元気になって改めて思ったのはお母さんの料理はやっぱりバランスが良い。お父さんは麺類多かったし。」と言っていて
私は嬉しかったのだが、
母は「(お父さんが家事を)やってくれる事がありがたいんだから感謝しなさい」というようなことを言った。これも母の価値観なのだろう。

母親が病気になって動けない時に
父親が子どもの食事を用意するのは当たり前のことではないのか。
「感謝しなさい」と言われるような事なのか。
感謝するのは良い事ではあるが、会話の流れ的になんか違う、
と私は思ってしまう。
息子は夫を非難したわけじゃなく、
私の普段の料理を褒めてくれただけである。

母とはこういう話のかみ合わなさが度々あり、イライラする。
母との会話は楽しい時も多いのだが
こういう事が結構あるから
適度な距離を保つことを心掛けている。
じゃないとめちゃくちゃに非難して傷つけたくなってしまうから。





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