おもち@経営企画の参謀を目指し中

コンサルティング会社在籍。M&A戦略が専門 業務を通じて考えたことや読書メモな…

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コンサルティング会社在籍。M&A戦略が専門 業務を通じて考えたことや読書メモなどを書いてます

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松尾芭蕉に学ぶ、創造性を生み出す画期的フレームワーク

1.仕事の付加価値を引き上げる創造的思考力1-1.一発逆転ホームランが狙える創造的思考力 みなさんの中に、新規事業や新規技術/商品サービス、企画の立案を無茶ぶりされた経験がある方もいるのではないだろうか? また、上から依頼された仕事をこなすだけだとつまらないので、自主的に新たな事業や企画を会社に提案したりしている方もいるかもしれない。 当たり前だが、新しいことを考え、その必要性について他人を納得させることは難しい。 実際に、新規事業案を上層部に提案しても、 「結局既存

    • 戦略コンサルでChatGPT使ったら高学歴の若手新入社員みたいだった話

      1.戦略コンサルでChatGPTはどの程度使えるのか1-1.よく聞くけど実際ChatGPTって使えるの? 「ChatGPT活用術」 「ChatGPTで業務効率化」 「生成AIで奪われる仕事と生存戦略」・・・ 最近は、上記のようなキーワードが、ウェブや書店はもちろん、業務の中でも耳に入ってくることが多くなった方もいるのではないだろうか。 (*1:ChatGPTは、アメリカの研究所であるオープンAIが開発した会話型 AIサービス) このようにChatGPT自体はある程度認

      • イシューからはじめられない人に捧ぐ:「構文化」「妄想」「お散歩」のススメ

        1.多くのことがイシューからはじまっていないという現実「イシューからはじめよ」という偉大なる名著 「イシューからはじめよ」という書籍を読んだことがある方は多いのではないだろうか? 安宅和人氏という、マッキンゼー出身のビジネスパーソンによる問題解決に関する思考法を記した著書である。 2010年出版であるが、出版から10年以上が経つ今も尚、書店のビジネス本棚に平積みにされている発行部数50万部超えの大ベストセラービジネス書である。 「イシューからはじめよ」の中で著者は、問

        • コミュ障コンサルのコミュ力に頼らないマネジメント術

          1.コミュ力がないとマネジメントって無理なんですか?部下や後輩を持つ立場の方で以下のような経験を持つ方はいないだろうか? 実際にアンケート(*1)を見ると、上司の約8割が多少なりとも部下に不満を抱いているという。 その内容を見てみると、 ・積極性に関する不満(やる気がない、言われたことしか出来ない、等) ・業務遂行に直接関わるコミュニケーションに関する不満(指示を上手く汲み取れない、信頼して仕事を任せられない、等) といった内容が目立つ。 (*1:「部下とのコミュニケー

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          難易度SSS級の多角化戦略を味方につけるには

          1. なぜ難易度の高い多角化の検討は必要なのか事業戦略の策定に携わられている方の中には、上司に既存事業との関連性が低く、”飛び地”と思われるような事業領域への参入検討を依頼され苦労された経験がある方はいないだろうか? 筆者は戦略策定、特にM&A戦略の策定を専門としたコンサルティング業務を本業としているが、一部の役員が飛び地への参入戦略を描いたとしても、経営陣や株主からの指摘に耐えきれず、検討が長引いたり、結局それまでの検討が水の泡になったという事例を聞いたことがある。 特

          難易度SSS級の多角化戦略を味方につけるには

          戦略なき垂直統合M&Aを防ぐには ~クリステンセンの教え~

          1.単なる事業拡大手段として扱われがちな垂直統合戦略「5年後までに売上●●円を実現にするために、既存事業で足りない分はM&Aで実現出来ないか考えてほしい」 このようなオーダーを上司から受けた経験のある方はいないだろうか? 筆者はM&A戦略を専門としたコンサルティングを生業としているが、表現は違えど、上記のような背景でM&A先を探してほしいといったリクエストのクライアントは一定数存在するのが個人的な所感である。 特に最近では変化の激しい事業環境を受けて、何らかの要因で想

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          【読書メモ】ミッションパーパスは無意味。戦略の要諦

          今回は、「戦略の要諦」という本の読書メモを記載します。 著者のリチャード・P・ルメルト氏は、戦略論と経営理論の世界的権威であり、個人的には他の著書も拝読しておりますが、画一的な戦略フレームワーク等に逃げることなく、戦略というものの奥深さや難しさをひたすら真摯に訴えかけてくる感じが信頼出来て、好きな著者の一人です。 1. 私の戦略の定義、もしかして間違ってる?みなさんが経営/所属している企業における経営/事業戦略と聞いて、何が思い浮かぶだろうか? 「食の安全とおいしさを提

          【読書メモ】ミッションパーパスは無意味。戦略の要諦

          ポートフォリオ戦略でいま一番大事だと思うこと

          1. 日本企業の買収スキルは上がるも売却はまだ不得手 みなさんの属している/経営している企業において、このようなことを感じたことはないだろうか。 「買収したこの会社、結局思ったようなシナジーも出せていないし、事業環境も思ったより悪化して業績も陰ってきているのに、なぜまだ株を持ち続けているんだろう・・・」 「業績が悪く、売却/撤退の意思決定をすべきなのに、誰も責任を取りたくなくて、なかなか売却の話が具体化しない」 「過去の花形事業の業績悪化が著しいので、売却の検討を頼

          ポートフォリオ戦略でいま一番大事だと思うこと

          「企業ドメイン」から自身のキャリア的安全地帯を考える(前編)

          自分にはなぜ給料を支払われているのか、説明出来る人はどれだけいるだろうか。 ましては、10年後に自分は誰にどんな価値を提供することでお金を稼ごうとしているか、説明出来る人が果たしているのだろうか。 私はこの記事を書く前にはなぜ給料が支払われているのか、自分に問うたことすらなかった。 ただ、改めてこれらの問いに向き合った時に、現状のままでは危ないかもしれないという危機感を感じざるを得なかった。 今回は、上記問いの「自分」を「企業」に置き換えた場合の概念である「企業ドメイ

          「企業ドメイン」から自身のキャリア的安全地帯を考える(前編)