大学受験偏差値82、TOEIC970点、IELTS8.0を達成した英語の王道勉強法①(発音編)
自己紹介(おもち丸2号)
おう、おつかれ。俺だ。おもち丸2号だ
まず自己紹介させてくれ。
非帰国子女
留学経験0(来年初めてロンドンに)
大学受験は偏差値82
TOEIC970点
IELTS8.0
を取得している某大学の医学部生だ。
英語の勉強を始めたのは中学1年生の時abcから習い始めたときだから、英語学習はもう10年以上の付き合いになる。帰国子女でもなんでもなく、高校3年生の時一念発起して全くの独学で英語の勉強に力を入れ、ここまで英語力を伸ばすことができた。自分の独学の経験から日本に正しい英語の勉強法を広めるべく、つい最近X(旧Twitter)で英語の勉強法を発信したところ↓のように大きな反響をいただき、また数百人の方からDMで相談を頂いている。
正直俺は高校生の頃、素行も悪く、ろくに勉強もせずゲームばっかりしている、我ながら恐ろしく平凡な、いや、恐ろしくダメな生徒だった(笑)そんな俺だったが英語の勉強に力を入れはじめてから、大学にも合格、留学も決め、英語で論文を執筆するまで積極的に、日々前向きに生きるようになった。これは決して偶然ではないし、「おもち丸2号」だから出来たことでもない。英語学習に真剣に取り組むことで、俺の中で何かが決定的に変わったのだ。英語学習から、テストで点を取るコツ、問題解決能力、人生に対する姿勢まで幅広いことを学ぶことができた。皆にもこのような経験をしてほしいと思っているし、このnoteでは俺が真剣に取り組んだ中で確立した、テストで点を取り、使えるようになる英語の勉強法を相方のなおちまると一緒に徹底的に解説していきたい。さあ、始めるとしようか。
自己紹介(なおちまる)
僕はなおちまる。
九州の国際関係の大学に通う19歳、大学1年生だ。
英語との付き合いは両親からの半ば強制的な教育によりかれこれ15年ほど続いているため人よりも得意ではあるが、おもち丸さんのようにズバ抜けた実績などはない。
そのためこの記事を通して読者の皆さんと一緒に学んでいきたいと考えている。
僕は中学受験を経験し、その後に燃え尽き症候群を発症している。自慢できることではないが中学2年生の半ばまでほとんど学校に行っていない。高校にはエスカレーターでそのまま上がることができたが本格的に勉強を始めたのは高校2年の3月頃だ。周りには東大を目指すような同級生もいる中何もできない自分に対して閉塞感だけが強まっていった。勉強をはじめるまではどの教科の成績もぱっとせず自分に対して自信など微塵もなかった。
すでに鋭い読者は気づいているかもしれないが、僕は英語の勉強によって自信を獲得した。そして、さらに英語を学びたいと思い現在の大学に進学し国際関係について幅広く学んでいる。そして読んでくださっている方の中で自分に自信を持てない方には何か一つでいいので得意なことを持ち、自信につなげてほしいと思っている。必ずしも英語である必要はないがこの記事を読んでいるということは少しでも英語に興味があるということだと思うので、英語が自信を持つ道具になったら嬉しい限りである。
発音を鍛えるメリット
まず一言言わせてくれ。
「発音の勉強をしろ!」
これを聞いたみんなが本を買って勉強してくれるのが俺の目的だ。究極の話、いますぐ発音の勉強を始めてくれれば、以下の文章は読まなくたっていい(笑)
でも
「いやいやちょっと待ってくれ、なんで発音記号なんか勉強しないといけないんだよ?
「リスニングもそこそこ点数取れるし、youtubeとかドラマでもなんとなく何言ってるか分かるよ?」
「発音記号勉強してなんの意味があるの?」
とか言うそこの君!!
ぜひ次から記述している発音を鍛えるメリットを読んでくれ。
発音を鍛えることが、いかに多くの分野で役に立つかわかるはずだ。
それじゃあ始めるぞ!
1.スピーキング力up、コミュニケーションがスムーズになる
当然だが、発音が正確であればあるほど英語話者とのミスコミュニケーションが減り、円滑なコミュニケーションをとることが可能になる。
また、英検やIELTSのSpeakingパートでは発音が点数化される。
そのため発音トレーニングをすることにより英語話者とのスムーズな会話が可能となり試験でのスコアupに期待できる。
2.リスニング力up
英単語を見たときには意味が分かっても聞いたときに意味がくみ取れない、または知らない単語に聞こえてしまうという経験をしたことはないだろうか。
これは単語の発音をわからないまま意味だけ覚えてしまっていることが多い。
また、1つ目のスピーキング力upの話と繋がるのだが、発音やイントネーションが正確であれば、自分が話している言葉がおよそネイティブスピーカーと同じものになる。
つまり、自分の口からCD音源を再生できるってことだ(笑)
すると、自分の話している内容がそのままリスニング対策にもなる。
まだ想像できないかもしれないが、僕は発音を勉強してスピーキングの練習をしてからリスニング力もアップしたのを実感した。
みんなにもこの境地まで辿り着いてほしい。
3.リーディング速度up
皆さんは日本語で書いてあるこの記事をどのように読んでいるだろうか?
おそらく多くの方が頭の中で文字を音声化して読んでいると思う。
それは英語にも共通していて正しい発音を身に着けることで、文章でつまずくことが減り結果的にリーディング速度のupにつながる。
4.自信がつく(一番重要!)
街中で困っている外国人を見かけた際、話しかける勇気を持つことができなかった経験がある読者はいないだろうか。
正しい発音を身に着けることで気になっているあの子の前で外国人に話しかけられるなどの不測の事態にもスマートに対応することができるようになる(カッコよすぎ!)
発音の勉強法について詳しく
●発音について
まず、「発音って何?」という話からしていこうと思う。
みんな勘違いしてるんだけど、発音ってかっこよく話すため、アメリカ人っぽく話すためだけのものではない。みんな発音のことを話すとき、要は「アメリカのハリウッド俳優っぽく話してるかどうか」を気にしていると思う。でも、発音っていうのはそれ以前の問題で、読み書きはもちろん、単語を覚えたい、話したい、聞きたい全英語学習者が取り組むべきものなんだ。ということで、まず発音とは具体的に何を指すのか、どういうことを学べばいいかを解説していく。
発音は2種類の要素で構成される
初めに、発音は2種類の要素で構成されることを解説していきたい。
1つ目が発音記号だ。
発音記号というのは、いわば英語の「ふりがな」のことだ。音には母音とか子音っていうのがあるんだけど、それを正しく発声できるかどうかって言う事だ。
要は
「あいうえお」
をちゃんと
「あいうえお aiueo」
と発音できる力だ。
2つ目がいわゆるイントネーションとかアクセントって言われるものだ。
イントネーションというのは、相手に伝わるよう話す際、実はそんなに重要視するものではない。日本語のイントネーションやアクセントでも伝わるんだ。
この実際の例として日本語を学んでいる外国人の話す日本語のイメージするとわかりやすい。
例えば芸能人のアイクぬわらさんとか、厚切りベーコンさんとかを想像してほしい。
彼らが話す日本語っていうのは
「おはようございます」
を
「おは↑よう↓ございます↑」
って風に英語のイントネーションで言うんだ。
日本語のイントネーションじゃないけど、彼等が何言ってるかわかるでしょ?
これがなんでかって言うと1文字1文字に分解すると
「o ha yo u go za i ma su」
って口に出せているからだ。
で、日本人の場合は、発音記号がそもそもできていないんだ。
なので、イントネーションがいくら良くても伝わらない。
これもさっきの「おはようございます」を例に出して考えてみよう。
「おはようございます」
の母音をめちゃくちゃにしてみよう。
「お」を「え」、「は」を「ひ」って風に間違えて発音してみる。
すると
「えへゆうげぜえめす」
となる。
これをいきなり言われてもおはようございますのことだって、わからないだろ?
これが日本人の英語が伝わらないと言われる原因だ。
発音記号が間違っていると、聞き手は何を言ってるかわからないことをまず認識することが大切だ。
発音記号通りに発音できるっていうのは相手に伝える際にすごく大事なんだ。
日本人が発音に弱いというのは日本語の音の数の少なさにある。
例えば日本語の母音の数はたった5個しかなくて、あいうえおだけなんだ。
一方、英語の母音ってのは23個ぐらいある。
一見「あ」に聞こえる音でも、英語では5個も6個もあるってわけだ。
この23個あるっていうの認識しないと、そもそも分けて発音なんて出来るわけない(笑)
aとかaeってのはアメリカの人からしたら全部違う音に聞こえる。でも日本語のみんなからしたら全部「あ」になっちゃうんだ。
これがね非常に良くない。まずは英語の音は23個ある、そしてその一つ一つが違うんだってことを認識しないといけない。発音の勉強はここからスタートするんだ。
●発音の勉強法
ここまではいいかな?それじゃあ早速具体的な勉強法に入ろう。
1.発音記号の勉強法
まず、発音記号の勉強でオススメなのは、本を使って勉強することだ。
特に、「英語耳」って言う本がお勧めだ。
決して回し者じゃないぞ(笑)
この本を何故おすすめするかというと、CD丁寧に作り込まれていて、何回も何回も練習しやすい構成になっている。
また、どうやって口を動かせば正確な発音ができるかきちんと説明が書いてある。しかも説明もわかりやすい。
僕はこの本を1週間ずーっと練習したおかげで、発音記号通りに正しく発音できるようになった。まじでオススメだ。
逆に言えば、1週間集中して取り組めば、発音に関しては問題なくなる。是非取り組んでみることをおすすめする!
2.アクセントやイントネーションの勉強法
次に、アクセントやイントネーションのおすすめの本を紹介する。
まず初めに、「American accent training」をおすすめする。
この本はアメリカ英語のアクセントを網羅している本で、アメリカ英語を体系的に身につけたい方におすすめだ。そして個人的な意見だがアクセントは本だけでは勉強が完結しない。その為以下記載の方法も参考にしてほしい。
3.北米版アニメのススメ
そして、アクセントやイントネーションはやはりアメリカ英語の音声をひたすら聞いて真似することが重要だ。
CNNやNHK worldを聴ける人はいいが、もしそれが続かないようなら映画とか、アニメを見たり聞くのもおすすめだ。
特にアニメでは「Deatn note」や「ドラえもん」の北米版がお勧めだ。
1話あたり25分と短く、その間登場人物がずーっと会話しているのですごく勉強になる。ドラマよりも密度が濃い(笑)
しかも面白く、文化の際による内容不理解も少ないので、初心者こそオススメだ。
北米版のアニメを字幕付きで大量にみたい時、以下のサイトのチェックもお勧めする。
米国のアニメ配信サービス Crunchyroll というのがあって、旧作はもちろん、新作すらもほぼリアルタイム&英語字幕で視聴できる。NetflixやDisney+の台頭が目立つが、まだまだこちらのサービスは強豪だと思う。
また、無料会員でも全作品を視聴できる。ただ、有料会員は月額1000円程度かかる(でも結構安い)ので、課金しても全然いいと思われる。
更に詳しくは以下のサイトを参考にされたい。
http://kanzenmap.nomaki.jp/#STREAMING
[コラム]大人でも発音を身につけられるか?
よく言われることが、発音っていうのは大人になってから発音はなかなか習得できないよって言うのがあると思う。
けど、そんな事はない。
だって考えてくれたらわかるんだけど、そのthの音とsの音が違うってのは多分なんとなくわかる。
そして
なんとなくわかるのをもう絶対に違うもんだなって認識する
+
舌をどこに動かせば音が出るかっていうのきちんと理解する。
そして舌を動かすっていうのは、結局口の筋肉の動きの話だ。
筋肉っていうのは鍛えれば必ず動くようになる(脳筋じゃないよ)
認識さえできれば、後は舌の筋を鍛えるだけってことを分かって欲しい。
これは成長期の子供には有利だけど、大人にも必ず実行可能だ。何歳からだって筋肉は鍛えられるだろ?
ただ、この認識の段階で聞こえないよってなったらそれは聴力の問題だからまぁ正直ちょっとしょうがない部分もある。
しかし、大体の人は違うってわかるじゃんね。Theyって言ったらzeiとは違うんだなって事はわかるじゃないか。
わかるんだったらできるようになる。
これは保証する。
だから、発音っていうのは努力で何とかなる分野だ。
実際幼少期に一切英語に触れていない俺が何とかなってるんだから、ここは信じてもらって大丈夫だ。
後書き
▷おもち丸's コメント
はい…今回はこんなもんで、発音って言うものがいかに素晴らしいかを語った。
発音の勉強を日本の人は特におろそかにしがちだ。
それにも関わらず、「俺発音が汚いから話すのが苦手なんだ」とか「人前で英語話すのはずかしいな」って思ってる人が居る。これをじゃあ何とかしてほしいよねってことで発音すごくお勧めしている。
さあ、何をグズグズしている。
発音記号とにらめっこして口の筋肉を鍛える時間だ!
また次の記事で会おう!
▷なおちまる's コメント
おもち丸さんが常々言っているように英語の基礎として発音・単語・文法の3つが挙られるが何よりもまず最初に発音に取り組んでほしい。発音と聞くと会話のために学ぶものというイメージがあるが、実は会話をするためだけでなく、普段の英語学習を効率化したり、テストで高得点をとるためにも発音の知識は必須になるため最優先で勉強するべきだ。僕もまだ完ぺきではないので一緒にがんばろう!
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