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いくえみ綾を読んで泣いてたら猫がきた

デリヘル呼んだら君が来たみたいな題名になっちゃった

前のバイト先のオーナー夫婦が2日ほど家を空けるので、私はその間の子猫の見守り大臣になりました

やることは1日2回、お宅にお邪魔して、猫に餌をあげたりトイレを掃除したり

でも今日は久々にバイトも予定もない日なので、朝に来たままずっとお邪魔していることにしました

大好きないくえみ綾の「1日2回」(猫のお世話の頻度とリンクしてて粋)3冊とキングダム6冊くらい持って、朝8時、意気揚々とお宅に向かいました

アイコンとかも猫の写真を使っていますが、ほんと〜に私猫が好きで、好きで好きで

なので猫に囲まれながら漫画読んでゆっくりするとか最高最高!と思って来たし、実際最高最高最高!です

それで読み始めたいくえみ綾の「1日2回」

私、漫画は雑食で少女から少年、青年、グルメやエッセイ、基本何でも読むのですが、少女漫画家の中だといくえみ綾先生がやっぱり1番好きかもしれません

いくえみ先生の作品は、なんか表現が柔らかくて、良い余白があって、人間らしい日常らしい緩さがあって、そんな中でリアルな影を落としたり私の奥の方にある芯を喰ったりと、ハッとする描写があって、好きです

言葉や間の使い方が文学的に感じる

あといくえみ男子はやっぱ魅力的〜〜引き込まれてしまう
骨格の描写がすごくきれい

そんなだいすきな先生の1日2回、読んでいなかったのですが、3巻が出たこのタイミングで1〜3巻買ってみました

買ってよかった!

で、ノンストップでガンガン読み進めたのですが、3巻の中に、きっとずっと、私が言われたかった言葉があって

それは別に「こう言われたい!」と常日頃意識していた言葉とかではなかったんですが、読んだ瞬間に、ああ〜ずっと言われたかったのは、言われて安心したかったのは、言われて許し許されたかったのは、この言葉かもしれない、とすとんと落ちました

恥ずかしいのでその台詞は書きません(気になってくれた方はぜひ読んでください、そしてよかったらお友達になって漫画の話させてください)

それでぎゅ〜となってしまって、一回漫画から目を離しました

そしたら目線の先にちゃぶ台の上で猫が寝そべってて、奇怪そうに私の顔を見つめていたのですが、私の視界がぼやけて来た頃、ちゃぶ台からすたと降りて向かって来たのは私の足元

ほいで私の横座りをした膝の上に無造作に置かれた右手、にすりすりと小さな頭を擦り付けてくるもんですから、愛おしくて愛おしくて

なんか分からないけれどめちゃくちゃ泣いちゃいました、それでヒグッと声を漏らしたら猫は驚いてちょっと後ろに退き、香箱座りをして遠巻きから私を見守り始めました

やさしい子猫たち

お留守番の役引き受けてほんとによかった〜〜〜

私が昼寝してたら2匹とも私の横に来て添い寝するんですよ、かわいいね

長生きしてね

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