詩 ガラスの向こうの
雨降り
駐車場
わたしのもうひとつの部屋
雨から守ってくれる
ガラスの向こうの景色がゆがむ
昨日の人の顔を思い出す
わたしたちと喋ってたけど
ほとんどもうひとりの方見てた
合わない目線を追いかけて
合わない空気に笑みを浮かべて
合わない温度設定が
わたしの頭ボーッとさせてく
今日はエアコン
入れなくても
ちょうどいい温度
まだまだ居場所を探せるね
雨よ
どんどん降ってくれ
薄い車体に打ち付ける
音が今日は心地良いから
昨日より
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