#2 採用担当者が読んでみた本

【ヤフーの1on1】を読んで採用/採用広報を担当している私がためになったことをまとめてみました。ひとり人事でどうしていいかわからない人、何から手をつけようか迷っている人は参考に見てみてください。

1on1をおこなう"理由の周知"は必要

1on1を実施されている企業の方々、メンバーはその1on1の意味を理解しているでしょうか?1on1の定義を話し始めると長くなってしまうので今回は「1on1は何のためにおこなうのか」の周知の重要性について共有します。メンバーにはきちんとした周知が必要となります。周知をしないとどうなるのか…。

「1on1の時間で作業したいんですけど…。」「この時間って上司の良いお言葉を聞く時間ですっけ?」「特に話すこと無いな~」など現場からの声は次第にあがってくるでしょう。1on1の位置づけや何のためにおこなっているのかをきちんと周知し理解してもらえれば、そういった声は自然となくなってくるのです。1on1を開催するたびにその意図を説明するのもいいでしょう。新しいメンバーが参画してくると一度周知したものは、氷が解けたアイスコーヒーのように薄くなっていき、また「何飲んでるんだっけ?」とはじまりますので周知し続けることが大切です。

"継続"しておこなうことに意味がある

3ヵ月後ごとに1on1をおこなっている企業もあれば半年ごと、年1ですなんて企業もあったりします。1人人事でなかなかリソースが作れない!そんな気持ちもとても理解できますが、そこは現場の管理者を頼ってしまいましょう。人事から1on1の重要性を現場に説明し、1回こっきりの1on1にならないようにしていきます。

「続けることに意味がある」なんて言葉をよく耳にしませんか?1on1も同じで継続しておこなうことに意味があり、関係値の構築にもきっと役立つはずです。私は転職をすると入社してすぐに、全社員と1on1をおこないます。どんな属性か、どんな考えをしているのか私自身が理解するためにも、そして皆に私という人物を知ってもらうためにもおこなってきました。

1on1でやりがちな、上司からのありがたいお言葉

メンバーを育てたい一心でマネジメントしている立場の方は、1on1の時間を通してメンバーにありがたいお言葉をなげかけがちです。1on1の際にはメンバーの発言に否定をしない、傾聴を心がけてください。もちろん、実施する1on1がどういう意図のによっておこなわれているかで、自分の意見を伝えることもあります。ですが、普段とは違う伝え方をし、話す側に気持ちよく話してもらえるよう心がけて、言葉は選びましょう。

全社への浸透と質

役員やメンバー、全社員含めて動くことが重要です。現在おこなっている企業で「浸透していないわけじゃない」とおっしゃる方もいるかと思います。ですが、浸透していても「質」に関してはどうでしょう?十人十色という言葉がありますが10人の管理者が居れば10のやり方があります。質の統一も少しずつでいいのでおこなっていきましょう。

さいごに

ネタバレや著作権に触れるのが怖いのでここまでにしておきますが、これを読んで少しの光が見えた!なんて事があったので、今暗闇迷路に入り込んでしまっている方は、一度読んでみるといいかもしれません。 私は現在の課題を改めて認識することになりました。皆様のご参考に少しでもなったら嬉しいです。

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