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好きを仕事にするとしんどいかもしれない

好きなことをすれば、楽しいとは限らない!

小さい頃から、料理をするのが好きな私。
お家で時間を気にせず、
ゆるっと作るのが好きです。

管理栄養士として保育園で働き、
好きを仕事にできた私。
もちろん、料理は好きだし、
大量調理は、お家での調理工程と異なる
手順で進めることも多いので
面白さもありました。

それでも、仕事をしている以上
しんどいなと思うことはやってきます。
最初は出来たという達成感、
1人で調理を任せてもらった嬉しさがありました。
しかし、日に日に求められるものは
大きくなっていきました。
マニュアルも研修もない現場。
数日で力以上のことをやらなければならず、
苦しくなりました。

あれだけ楽しかった料理も、
食べ物の匂いを嗅ぐのすら苦痛になりました。
仕事中に気分が悪くなるくらいです。
休みの日や退勤後にしていた
お家での料理も次第にしなくなりました。

仕事もしんどい、趣味も楽しめない…。
逃げ場がなくなり、
精神的に追い詰められたことを覚えています。

好きなことを仕事にできる人は、
ほんの一握りだと思います。
管理栄養士も調理以外に
たくさん仕事があるので
苦手な業務がありました。
そんな私でも、苦手なことは
「仕事だから」と割り切ってやれていました。
もしかしたら、料理は好きだから
こだわってしまうし、追求しすぎてしまって、
好きと仕事の境界線を
引けなかったのかもしれません。

もちろん、好きなことを仕事にできれば
モチベーションは上がると思いますし、
仕事に対するストレスも感じにくくなると思います。
しかし、必ずしも
「好きなこと」=「楽しい」ではないなと。
私の場合ですが、どちらかというと
好きではなくても、
そんなにしんどくないなと感じる業務は、
淡々と行えるなと。

仕事に没頭することはできなかったけれど、
淡々と行える業務の方が楽だし、
向いているなと感じました。

好きなことを仕事にすると
逃げ場がなくなってしまうので、
向いているなと思う仕事を見つけて
伸ばしていく方が、
「好き」に繋がって
やがて「楽しい」に
変わっていくのかなと思いました。

結局のところ、何事もやってみないと
分からないんですよね…。
「好き」を基準にせずに、いろんなことに
チャレンジしてみようと思います☻

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