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初めてnoteを書く「おみくじ」

お初にお目にかかりし者たちよ…
私は「おみくじ箱」である。

皆から愛され、皆を愛す。
そこら辺にある普通のおみくじ箱じゃ…

しかし、ある日を界に…
私は変わった。
そう…あの日から…

あの者が訪れた刻から…

お賽銭

かの者との出逢い…

その者は一見「黄色い果実」を連想させ、
内から満ち満ちる活力を身に纏っていた…

その者は私に喋りかけた。
「おみくじ箱」の私に喋りかけてきた…

「お願いします。この願いが叶いますように…」

この時私は確信した。
いつの時代、老若男女、求める物は一つ…

「大吉」

貧しく橋の下で生きている者でも…
多大なる富を得て、豪遊している者も…
やっと知性が芽生えた子供も…
天寿を全うする老人も…

皆が求めるもの…それは「大吉」

小さく、大きな幸せ。

「皆に教えたい…
 いや、皆が知らなければいけない。」

(プロローグ終わり…)

良き良き…更に神々しく成り行かん…