【大事なのは、(勝つことではなく)参加することである】2024年6月の振り返り
こんにちは。イタリア大学院留学準備中のみきのんです!
6月が終わりました!
あれ?今もう7月?下半期突入ですかね?
ちょっと遅れましたが(汗)、6月の振り返り!していきたいと思います。
6月の目標は、ずいぶんと少なめでした。
なんだかこの内容を見ただけでも、結構心にゆとりがなくなっていたことが分かる(笑)
実際、1月にイタリアの大学院への進学を決めてから、大学への提出書類の準備と応募準備、3つの奨学金申請を終わらせて。
気づけばここまで半年以上が経っていたのですね。
体感で言うと3ヶ月くらいなのですが。
目まぐるしかった・・・
それぞれの合間に少し息抜き期間を入れようと思っていたんですが、
結局その間もなく嵐のように準備を進め、疲労困憊。
上半期はまるごと準備に捧げた感じでした。
奨学金の結果、2つ出ました
本庄奨学金、イタリア政府奨学金、重田奨学金の3つに応募しました。
そのうち、4月と6月に提出した本庄奨学金、イタリア政府奨学金の結果が出ました。
結果。
本庄奨学金→残念
イタリア政府奨学金→残念
でした。泣きました。
これが現実なのだと受け入れるまで、4日かかりました。
(もしかしたらだけど結構早い?)
日本の財団(本庄・重田)は、国も研究分野も制限がない分、
かなり熾烈な戦いになることは想定していました。
とくに重田教育財団は、大学院修士・博士に加えて学士も応募対象のため、
さらに募集人数は広がるだろうと。
ただ、イタリア政府奨学金は大学院留学(修士・博士)と、芸術分野、イタリア語習得コースに限られていますし、
ヨーロッパ留学ならイギリスを志望する留学生が圧倒的な分、この中では最も可能性を感じていた奨学金制度です。
結果を受け止めきれず、イタリア文化会館からメールで結果が届いた翌日、直接奨学金担当者に問い合わせをしました。
すると、今年はどうやら状況が特異だったみたいです。
「本当に今年は、円安の影響か、とにかく激戦だったんです。
すごい数の応募数があり、びっくりしてしまいますよね。」
ということでした。
とても親切な日本人の方が対応してくださり、
どのような評価の結果落選したのか、個別にメールをくださいました。
その理由は、
「興味深い研究テーマではあるが、課題設定についてフォーカスが絞り切れておらず、2年間の修士課程において、独自の研究を行い高い専門性を持って学術的な方法で研究成果を発表できるかどうか、疑問が残る。」
とのこと。
時間の許す限り、テーマも研究計画も、具体性を高めるベストは尽くした。
けれど、たしかに、もっと時間をかけて実現性の高い計画を練っている応募者はいるだろう。
もっと早くから先生たちへ相談して、ひたすら計画を磨いていれば、
違う結果だったかもしれないけれど。
とにかくこれが現実だと受け入れて、自分の準備不足を自覚して、
また新しい方法を模索しながら、できることは全てしていきたいと思います。
イタリア政府奨学金の結果の知らせが届いた日の昼休憩中、
最近よく読んでいる尊敬するアレッサンドロ・ジェレヴィーニ先生の本で、
ある言葉を見つけました。
その時の私の心にはしっかり響きました。
偉大な人たちは、きっと時に痛い思いをしながら、新たな参加を繰り返しているんですね。
7月からも、まだまだ安心できない、模索と挑戦の日々が続きそうです。
今は奨学金のことで頭がいっぱいなので、今回はそれについてしか書けない(笑)
もしかしたら、今後社会人で海外留学する方、大学院留学を検討している方、海外に行きたい方のなんらかの役に立つかもしれない。
ということで、他の方法も見つかったらこちらで共有しますね。
読んでくださった方、ありがとうございます。
明るいご報告ができなかったものの、それでもなんとかなるんだ、
と少し先にはお伝えできるように、もう少しがんばります。
2024年上半期、みなさまお疲れ様でした。
どうか下半期が、なるべく笑って、いくつか幸運が舞い込み、
なによりあなたらしく過ごせる時期になりますように。
"Che la fortuna sorrida a te e a me."
あなたにも、私にも、幸あれ!
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