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「メモを見返せてない」問題'23

見返さないメモは、ただの紙。汚れてるし、かさ張るだけの紙。

年始になり、すでにあるもの(状況資源)の棚卸しをしばらく続けている。その中で、ふと気付いたのが、「メモ(帳)」を最大活用できていねぇんじゃないかということ。

高校生のときからずっとメモ魔なぼくは、ノート、手帳、ラインキープなど、アナログからデジタルまで記録を撮り続けてきた。ここをもうちょいうまく使えるかもしれない。

そんなことをふつふつ考えてるときに、とある芸人の動画を思い出した。それは、ルシファー吉岡さんが「ネタの作り方」をテーマについて話したものだった。

ネタの作り方

①メモを取る(細かく、おもしろいこと以外も)
②メモを見返して作る(組み合わせとか、できるかな?、捨てない)
③完成

自身がR-1決勝に行ったときのネタなどを事例に出しながら、「メモを取る・見返す」という極々シンプルなことを短時間でシンプルに説明しきっているのが圧巻。

自分に置き換えてみたとき(お笑いのネタをつくるわけじゃないけど)、①はずっとやり続けてるのに、②の「見返す」もしくは「寝かせる(後から活かす)」があまりできていない。書いたメモが書きっぱなしになって、頭で覚えてるものの中からしか企画を考えられてない(これは問題だぞ)!

その原因とあるのは、「a.書いてる途中で企画ができてしまってる」「b.メモを書いたことを忘れている」「c.メモしたことは覚えてるが内容は覚えておらずさらにはノートを開いたりするのがめんどくさい」が挙げられる。こうやって書いてみると思うのは、cが根深い問題だ。

アナログ、デジタル、構わずあちこちメモをしてるから、記録して終わりがち。振り返っても最近のことばかりで。1ヶ月以上も前のことは見返さない。メモをアナログとデジタルをつなげちゃって、一本化する道を考えなくちゃいけねぇ。『思考の整理学』にあるように、ノートからノートへ重要なものを移行させる熟成作業の時間をつくるのが一番いいのかもしれない。その書き写す作業そのものが、②の「メモを見返して作る」になるような気がする。

やりっぱなしにならない。だって、もったいないから。

メモ取りっぱなしにならず、新しいメモの尻を追いかけずに、すでにあるメモを愛でる(熟成させる)。そうやって2023年は「メモ見返せてない」問題に終止符を打とうじゃないないか。

もしも投げ銭もらったら、もっとnoteをつくったり、他の人のnoteを購入するために使わせてもらいます。