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今年は冬眠(1ヶ月)できました

休めるときに休んだほうがいい。もうなんなら休めるなら休めるだけ休んじゃって、「休む」が飽きるくらいまでいききったほうがその裏側にある「働く」おもしろさに気づける。

鳥取に拠点を移した1年目(今は7年目)は、ニートのような暮らしをしていた貯金を切り崩しつつも、飽きるまで休んでみたから、やっぱり休むって大事だわと実感できた。冒頭の価値観は、そんな経験から形作られたものである。

そして、今住んでる家は、休むのに適した家だとつくづく思う。住み開きするなかで訪れる人たち(学生、仕事を休職、退職して次どうするかぼんやり考えてる人が多い)にも同様に「休めるだけ休んでみたら?」と進めがちなぼくである。

さてさて、話はまだ「休む」の話。今、TENGという小さな会社をやっている。その1年間のスケジュールの中では、毎年必ず1ヶ月休暇をとるようにしている。そして、今期はどうにか調整できて2月にとった(過去2年は、5月にとっていた)。時期も時期なので、冬眠に近いような休みだったかも。

ちなみに、弊社ではその休みを「TENG-Q」としてて「働くなかで見つけた"Question"を立ち止まってじっくり考える"休み"」という事業整理のためのプロジェクトの位置付けをしている。休むことも事業の一環といいましょうか。

2月の1ヶ月はどう過ごしていたか?

何をしてもいい、という許しに甘えて、のんびりしつつ、やろうと思ってたけどできなかったことに手をつけたり、新たな/復活させたルーティン(毎日noteを更新するとか)があったり、なんとなく4月はじめたい企画の(本を中心にした)調べ物をしてみたり。ふり返れば、かなり充実していたかも。

過去のTENG-Qと大きく違うのは、外に一度も出なかったこと。これまでは休みの半分以上は、外に出るようにしていた。新たな場所を訪れ、人に会ったりして、リサーチっぽい刺激をもらい、移動そのものをふり返りの期間に充てていた。今回は、移動せず、ほぼ家に引き篭もっていたわけだけど、そのおかげで片付けた家の事があり、見直せた生活習慣が確実にあったのでこれはこれでよかった。

さて、4期目はどこで休めるだろう。と、次の休みをとるための日程調整をすでに考えはじめている。4月から大きく生活が変わりそうなんで、とりあえずどんな1年になりそうか概観が掴めるまでは(特に3月は)しゃかりきに動かなきゃだな。

書きながら、気づいたけど、そもそも「休むために、働く」が自分の根っこにある考えになっていて、それは島育ちの血というか、島で見てきた営み・風景がそうさせてるんだろうなぁと。

さっき、「休む」の裏側に「働く」と書いていたわけだけど、まさにそれなのだ。休むが表であり、働くのが裏にある。これが性に合うわけで、働くのが表とするような意識だと自分の場合、やっていけないのだろうと。

まあ、ここで勘違いしちゃいけないのが、休むのが「善」なわけでも、働くのが決して「悪」なわけでもないこと。休みを通じて、仕事を通じて、何ができる(どんな時間を過ごせるか)がやっぱり大事ではあるはずだし。

それでも、なんだかんだで、「働き方改革」よりは「休み方改革」のことばのほうがしっくりきてしまうわけで。ああ、なまけものだね、きみ、と認めざるえないわけで。

p.s. 休暇に乗じて、ひさびさにスマホゲームの「マリオカートツアー」と「オートチェス」に復帰した。とりわけ「オートチェス」は過去のランキングを更新でき、e-sportsとして取り組むポテンシャルも感じちゃったりして。

どんな領域であったとしても、おじさんになってから発見する伸びしろってめちゃくちゃうれしいよなぁ。

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