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姫乃たまのファンになったかもしれない。

 こんな忙しない3月はあっただろうか...というくらいに追われる日は最近は続いている。

 毎月1~2組ほどの来客があるのでそのアテンドや、人に会う・話を聞く・打ち合わせの連続、そしてそれ以外の隙間で〆切順に作業を進めねばならぬものがあったりで、行政絡みの年度末の恐ろしさを知った32年目の年度末である。

 あまり得意とはいえない作業を、まだチームビルディングもままならぬメンバーで進めているのもあり、「うわぁ」と思いながらがしがし進めている状態。これまでわりと個人で進めてきたものを、規模感を変えてチームでうまく役割を振り分け進めていくことの難しさと面白さを同時に感じているところと言いましょうか。

 ポイントとしてあるのは、みんながみんな仕事として関わっているわけでないプロジェクト(厳密にはがっつり仕事として関わるのは僕だけでそれ以外はできる範囲で関わるようなかたち)だということ。

 そのため、メンバー各自のスケジュール&できること&興味関心(いわゆるモチベーションみたいなもの)に合わせて、どれくらいを自分でやっつけ、どれくらいを任せられるといいのかに葛藤しながらの1年間でもあった。

「PM(プロジェクトマネジメン卜)はできないこともないが、あまり得意とは思ってないし、あまりやりたいとも思ってはいない。どちらかといえば、企画やプロデュースのほうだけに注力できたらよいのに」

 と考える身としては、精神と時の部屋にぶち込まれたような気分でもある。ただそのおかげで、苦手意識はあるけどいくらかはスムーズにできることもだいぶ増えたと思うし、作業における概観はわかるので、他の人にパス(引き継ぎ)するための感覚もだいぶ掴めた気はする。

 一昨年、プロジェクトに向けての組織の立ち上げから、事業計画を考え、あまり尖ったことをやろうにも田舎のおっちゃんたちには理解もらえないから、言葉の砕き方を試行錯誤しながら、どうにか企画を通し、去年4月からの一年目も少しずつかたちとして見えてくるものも増えてきたように思う。

 求人枠を意識して、二年目の事業計画をあれやこれや練っていると、人と事がうまくピシャリとハマればだいぶおもろいことになりそーだな、という予感もでてきたから、今やってる「うわぁ」という感情と目の前の作業もどうにか食らいついていけるだけのマインドにはなっている。

 いわゆる、リーダーのようなリーダーじゃないような(名目と実質が違うという意味で)立ち位置でやってるなかで常日頃思うのは、リーダーは「なるべく動かないこと」が大事だなぁということで、全体が見えなくなるほどに自身があくせくしちゃならんわけで、チームに関わる人の適材適所はもちろん、自分がいなくも回ってく流れをつくることを意識できたほうがいい。

 で、ここで特筆したいのは、リーダー(的立場)だからといって、偉いことは一つもなく、むしろまわりのみんながいて成り立つような仕事でもあるわけだから(ここらへんは”編集者”の立ち位置にも似てるかも)、「やってもらってるなぁ」というありがたみは忘れないようにしなきゃいけないこと。

 まあ、そんな感じで自分が関わる位置プロジェクトで思うことはいろいろあるんだけど、以前よりも文章や声で吐き出す機会が減ってることに気づいてしまったので、ひさしぶりの日記だったわけです。

 そうそう、昨日たまた見つけた動画なんだけど、雑誌レビューとか二人のやり取りがおもろかったので、乗っけとくか。もともと姫乃たまは吉田豪氏のツイッター経由で知って、一度”土偶アイドル”の水樹たまとごっちゃになってwikiった人でもあったんだけど、動画のほうがやっぱり滲み出るものが多いのか、ちょっと好きになっちゃった。この流れで歌とかもAmazonMusicでディグってみます。

 こういうくだらないやつがないと、日々はやってらんのよね。サブカルの真髄は、その無意味さにあるんだろなぁ。 

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