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「役」に惑わされたぜ2020

「さむくてえらいね」

たまたま近所で出くわしたおばちゃんからもらったことば。「寒くて偉いね」ではなく「寒くて大変だね」である。「えらい=大変、しんどい」というような意味で日常的に使われる地域の生活にもだいぶ慣れた。雪降り積もるなか、歩いて移動する自分にかけられたそのことばはなんだか温かかった。

さてさてプレイバックマイノーツ。過去noteの振り返りをば。

2020.06.10

「これができたらいいよね」というアイデアは、自分の頭の引き出しに整理整頓され沢山仕舞われていて、それがある種の”貯金”になっており、どこかで同じような温度感で「これできたらいいよね」という共鳴があったときにだけどうにか動き出せるというあんばいなのだ。この頃は。

そして、思っていた以上に、ど真ん中に立って挑むよりも、脇の方でメインの人を観察しながら、落ち着いた状態でサポートするほうが向いているようでもある。

そう、自分に立ち位置の推移について、今年は特に考えさせられた一年だったように思う。自分が言い出しっぺにあり、自分が最初から最後までを一人で手を動かし続けるみたいなことが減った。というか、恥ずかしながら、おそらく、そういうスタイルでできない体力になってきた。し、情熱も枯れている。

となると、言い出しっぺだけとか、企画だけ編集だけ、現場だけなどようにスポットスポットで自分の役どころを見出して、関わるような立ち振る舞いにならざるえない。難しいのは、その役割の見極め、また役割の言語化/可視化、そして委託である。

やはり物事は基本的には適材適所がよろしくあり、相手の技能とパーソナリティに合った役割を分担できるようにならなければ、パフォーマンスが発揮されにくかったりする。ある種、監督業務というのはその采配/起用が大事なのであり、それができる器用さにつねに憧れの念を抱いてしまう。

今日は、月一で開催(運営サポート)している「ながらメシ」があった。普段業務コミュニケーションばかりであまり話する機会のない役場職員同士のゆるやかな交流の場づくり。毎回ちょっとしたお題を入れるのだが、今日は今年最後ということで、「今年の漢字一字は?」だった。

世の中的には、「密」が今年の一字だったが、公私かぎらずどうだったかという雑談へ。「鬼」「厄」「嫁」「家」「衰」「座」「愛」などの一字がでてきて、その字にまつわるエピソードを聞くのはその人の関心ごとにも触れられるようでおもしろかった。

自分はといえば、「役」であった。①役場との関りが増えたこと/役場思考を学べたこと、②麻雀熱が再燃したこと、③チームと役割について悩んだこと、の3つを理由とした。

今後も続いていくプロジェクトの数々、うまく役割を分担して、いいパスが出せるように、シュミレーション&練習あるのみだな、という結論。

みなさんの今年の一字はなんなんでしょうか。

[today's tweet]

除雪おっちゃんや建設課の人とやり取りしてて2日目にしてわかったのは、その基準は思ってた以上にゆるかった、ということ。むずかしく考えすぎてたっぽい。

[today's song]



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