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金の鈴と銀の鈴どちらを買うか?意味を知り使い分けて運気を味方に

色には意味があります。この世のものは全てに意味づけされているようにも感じますね。意味を知ることで、使い分けができるようになり、より効能を享受できますね。

金の鈴 → 福や富を呼ぶ 金運UP 太陽イメージ
銀の鈴 → 魔除に活用 浄化作用 月イメージ 

金色は、成功・繁栄・豊かさという意味を持つ色
銀色は魔を遠ざけ、退ける特別な力がある

そして、鈴自体に、『魔除け』や『厄除け』の力があると信じられてきました。神社の神事で巫女さんが鈴を振るのも、『魔』や『厄』を除けて空間を清めるという意味があるのです。また、『神様を呼ぶ』という意味もあると信じられた地域や時代があります。神楽(かぐら)とは、神様が宿るところという意味で、そこで踊られる雅楽が神楽と呼ばれるようになったそうです。代表的なものに「浦安の舞」がありますね。

話が少しばかりそれますが、神事と仏事は分けて考えられますが、共通していることばかりだったりします。神仏分離(しんぶつぶんり)という、【神仏習合の慣習を禁止し、神道と仏教、神と仏、神社と寺院とをはっきり区別させること】が明治以降に行われたからの区分がありますが、祈ることや神社仏閣を共に訪ねて行かれている方々には、分けて考えることはないと感覚的にある方々が多いのではないでしょうか?

仏壇に置く「おりん」にも同じような意味があります。「りん」はお椀型をした鈴の仏具です。 りん棒で鳴らすと高く澄んだ音が響きます。 この音で人々の邪念を払い、仏様やご先祖様、故人様への祈りや供養の心をその音にのせて、極楽浄土まで届けるとされています。 読経の区切りとしても鳴らします。

おりんは、浄土真宗・天台宗では「鏧(きん)」、日蓮宗では「鈴(りん)」、その他の宗派では「鐘(かね)」などと呼ばれ、宗派によって呼び方が異なります。英語ですと、BELL で鐘も鈴も同様であったりします。

呼び名が異なること、違うものだけれども同じ呼び名は様々な事柄でありますね。何が大事か?は、名前ではなくて、目的を叶える行為です。【見た目や肩書きに惑わされてはいけない】これもまた大切なことでありますね。


さて、『鈴』について派生してお伝えしてきましたが、鈴は縁起ものであります。具体的な目的の為に、身を守るために鈴をつけることもありますね。山登りする方や山に山菜を採りに行かれる方々にはご周知のように、『熊鈴』という、鈴の音で自分の存在を周囲に知らせることで、クマとの遭遇を回避しようとするものです。


音を出す道具とは、獣や魔物を追い払って生命を守るものであり、同時に家畜などを呼び寄せたり、神を引き寄せる合図を出すものでもありました。

神社の拝殿(はいでん)でも吊された金色の鈴を振ってお参りするのは、鈴はその清淨(せいじょう)な音色に邪気を祓うといわれるからです。

鈴の音はご自身がお好みになるものに出逢い、手に取りたくなるタイミングがあるかと思います。意識して手に取る場合には、金と銀の違いを意識して、今のご自身にはどちらが必要であるか?をご自身で考え、感じて、手に入れてみてはいかがでしょうか?

迷った時に決めることができる知識に少しでもなれば幸いです。

幸せだと感じて生きられている方々がより増えていきますように。合掌。


天巫空宇 

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