大したことのない内容でも有料級の情報というものは、ある。

noteの記事というものは、内容で勝負だと思う。基本的には。
実際に、noteを読んでみて、内容が薄いとがっかりしてしまう。

しかし、noteの内容のレベルが低いように見えても、非常に価値のある情報というものもある。

たとえば、「FXの手法」だ。

これは、「手品の種明かし」と同じで、知ってしまえば「なんだ・・。それだけのことか」と思う。しかし、種を知る前までは不思議で仕方がない。どうしても種を知りたいと思う。

FXの手法も手品の種明かしと同じような側面を持っている。知ってしまえば「なんだ・・・。ただそれだけのことか。」と思う。

しかし、その手法を知るまでは、不思議で知りたくて仕方が無い。
しかし、知った途端に「なんだそんなことか・・・」となる。

だから、私は自分で苦労して(本当に苦労して)編み出したFX手法を、あまり他人に口外したくない。他人に話したところで「なんだそんなことか」と思われるのが関の山だからだ。

また、しかし、FXについて知りたくなったら、本屋に行ってみてほしい。それこそ、山のようにFX関連の本が並んでいて、それらの本を全部読んでみても、実際に勝てるようになるかというと、そうはならない。

9割以上の人が退場する、と言われるほど、FXで勝つのは難しいのだ。

なぜそういうことが起こるのか、というと、理由は2つある。
①その情報の中に嘘も含まれているから。
②大量の情報の中でどれが本当に重要なのか教えられていないから。
だ。

①その情報が嘘だから、については、こう考えてほしい。
「本屋で1000円程度で売られている本で本当のことが書かれていると思うか?」と。投資家の神王リョウも言っているが、自分だったら数百万、数億稼げるようになる情報を、たったの数千円で他人になんて絶対に教えない、と言っていた。そして、そうした情報の中には嘘も多いと言っていた。

本によってはまったく真逆の事をいっている本すらたくさんある。私もそういう本に出会ってきた。では、どっちを信じれば良いの?と。

また、実際に勝てない方法でも、有料で売られているのがこの業界では珍しくない。

②大量の情報の中でどれが本当に重要なのか教えられていないから、についても、同様だ。あなたがFX関連の本を100冊読んだとしよう。そして、その内容のすべてが頭に入っているとしよう。嘘の情報も本当の情報も混在している。ではそれで勝てるか?もちろん答えはNOである。勝てるようにならない。

なぜか?

「100も200もある手法や情報のうち、本当に重要な情報はどれなのか、というのが教えられていないから」である。また、その情報の中には嘘の情報も混在している。さあ、困った。どうするか?だ。

だから、私は勝てるFXの手法を持っているが、この情報を公開したくない。
また、もし公開するなら最低100万円は情報料として取りたいところだ。これでトレードの勝てる技術が身につくのだから、安いモノだと思う。

しかし、情報料金をとって販売したら、「なーんだそんなことか」と言われる恐れがある。そして「金かえせ」と。

しかし、「数ある多くの情報の中から、この情報こそが本物で重要な情報だ」と「どの情報が本物で重要な情報なのか」を教えることに料金をとっているのである。けっして、情報の内容だけに価値があるのではない。

だから、「こんなことは本に書いてあるから、既に知っていましたよ。金返せ」と言うのは、筋が違うのだ。

本に書いてあることかもしれないが、その情報が本物であり重要なのだ、と「この情報が重要だ」と教えたことに価値があるのである。

有料というのはその対価だ。しかし、世の中にはこのことがわからない人が多い。知らなかったことが書いてなかったから金を返せ、というわけである。

違うだろう。ゴミのような知らなかった情報に価値があるのではない。既に知っていた情報でも、「どれが本物の情報なのかを知らせる情報」にこそ、価値があるのだ。

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