見出し画像

【大学生必見】QuizKnockに聞いた!学びを広げる自習・自学

大学生は高校生の時よりも、自由に使える
時間がかなり増えますよね。

その時間を生かして、授業の範囲外にも
学びを広げられたらお得だと思いませんか?


私は、時間の使い方について勉強の面から掘り下げようと考え、「学生記者発表会 QK REPORT」に参加し、東大発の知識集団QuizKnock伊沢拓司さん須貝駿貴さんにお話を伺いました。


ーー講義と直接関係のない勉強はしていましたか?また、それは何時間ぐらいしていましたか?


須貝 )
していました。集合論を学ぶ数学の授業を取っていたんですが、それとは関係なく、大学生の微分積分の教科書を買って勉強していました。
    むしろ講義を取っている勉強は、その講義以上もう進められないという気持ちでした。演習などで同じ問題を解くようなことはできましたが、それ以外にもまだまだ時間があるわけで。そういうときにはもちろん別の勉強をしていました。

――なるほど。講義の勉強は講義内で完結していて、余りの時間で他の勉強をしていたんですね。

須貝 )何時間ぐらいというのは難しいんですけど、毎日22時ぐらいまではしていました。図書館に生活を決められていましたね。夜の閉館する時間まで勉強して、もうそれ以上はやらない。


伊沢 )
須貝さんがよく自主ゼミしてましたよね。

須貝)めっちゃしてました。

伊沢 )自主ゼミは1年生の頃に知っておくべき知識ですね。

須貝)やってほしいなあ。自分で友達に声をかけて、これ勉強しようよ、この本読みたいんだよって。僕は大学3年生の時に、J・J・サクライ※という方の有名な量子力学の本があって、この本を読んでいないなんてあり得ないなと思ったんですよね。

伊沢)自主ゼミというのは、自分で主催してみんなを集めて生徒同士でゼミをすることなんですけど、強制力が働くというのが大事。僕はそれで苦手な分野を勉強しました。


須貝)
うん。しかも、それはもはや授業と関係あるんだけど、今は量子力学の授業がないみたいな。
    大学は、本を買ってもほとんど使わなかったりするじゃないですか。それに加えて同じテーマについての本がたくさんある。そういう中で、こんなに有名な本を読んでいないなんてあり得ないなと思った時に、ぜひ自主ゼミや自学などでカバーしてもらえればと思います。

※J・J・サクライ    日本人理論物理学者


「QK REPORT」に参加した感想


・答えていただいた内容について
 
須貝さんが図書館の閉館時間まで勉強していたと話されたように、時間に制限を設けることで集中するという方法が参考になりました。今まで施設は環境を変える目的でしか利用していなかったのですが、施設の使い方の幅が広まりました。
 また、私は自主ゼミについて知らなかったのですが、同じ目的を持った人たちと勉強することで強制力が働いてモチベーションが維持できたり、分からないところを教え合えたり、魅力がたくさんありました。実践してみたいと強く思いました。

・全体について
    時間の都合上、直接取材させていただくことは叶いませんでしたが、新聞部の学生さんや他の参加者の方が取材をしている様子を見て雰囲気を掴むことができ、いい経験になりました。
  

このような機会をいただき、本当にありがとうございました!!


QuizKnockとは
QuizKnock(クイズノック)は、東⼤クイズ王・伊沢拓司が中⼼となって運営する、エンタメと知を融合させたメディアです。「楽しいから始まる学び」をコンセプトに、何かを「知る」きっかけとなるような記事や動画を毎⽇発信中。現在、全国の⼩・中学校、⾃治体での講演活動も積極的に⾏っています。YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/c/QuizKnock)チャンネル登録者数は184万⼈を突破。(2022年5⽉時点)

伊沢拓司
QuizKnock編集⻑、株式会社QuizKnockのCEO。2016年10⽉にQuizKnockを⽴ち上げ、2019年に会社化。WEBの編集やYouTubeへの出演のほか、テレビ出演や執筆、講演登壇など活動の場を広げている。「⾼校⽣クイズ」2連覇、「東⼤王」優勝などの戦歴を誇るクイズ王。東京⼤学経済学部卒。

須⾙駿貴
2017年にQuizKnockに加⼊。主に動画に出演し、「ナイスガイの須⾙」が決め台詞。動画
企画「QuizKnock Lab」の実験制作などを担当し、書籍化した。国⽴科学博物館認定サイエンスコミュニケーター。東京⼤学教養学部統合⾃然科学を卒業ののち、東京⼤学⼤学院総合⽂化研究科後期博⼠課程を修了。学位は博⼠(学術)。東京⼤学教養学部卒業の際に「⼀⾼賞」を受賞。2018年⽇本物理学会で「学⽣優秀発表賞」を受賞。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?