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何のために属しているのか

私たちは、社会の中で生きている。
社会には無数の組織があり、皆どこかの組織に属している。
リーダーシップを発揮する人もいれば、
チームの一員となって、より良い成果を出そうとする人もいる。
モチベーションに個人差があるのは当然のことであり、
個々の強みを発揮するためには、
どんな組織を目指せばいいのだろう。
組織のリーダーとしてどうあるべきだろう。

組織の運営や経営において、まず考えるべきことは
「組織とは何か?」という問に対する基本的な答えを
認識しておく必要がある。
人体の構造や各臓器の機能と同様に、
組織の役割を理解し、組織はどうあるべきかを
考えてみようと思う。

組織の3要素

1938年にアメリカの電話会社の社長チェスター・バーナード氏が
「組織の3要素」を提唱した。
・共通の目的があること
・共に協力する意思があること
・情報の共有ができること

組織に属する理由は、何らかの利益を得るためである。
一人では成し得ない大きなビジョンの実現や
チャレンジする面白さ、自身の成長、やりがいなど様々である。
自分が属することで役に立てること
尊重されることが何より嬉しい。

ただ、組織とは手法に過ぎない。
結局のところ「自分はどうしたいのか?」
「どうなりたいのか?」ということに尽きる。

何のために組織に属しているのか?
そこで何を成し遂げたいのか?

人それぞれの夢や目標は違っても
「叶えたい」「未来を拓きたい」という共通の目的が
共に協働する組織となり
大きなうねりを創るのだろう。

#649 2023/11/26

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