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【旅する勇気がない人必見!】正しい道より楽しい道を選ぶ。旅人ガールの素顔に迫る!(POOLO JOB旅人インタビュー)

こんにちは、トラベルクリエイター志望のたーぼーです!

「退屈で忙しない日常から離れ、あてどなく未知の世界を彷徨いたい」と思ったことは誰しもあると思います。しかしながら

「親に反対される」
「世間体が悪そう」
「女の子だから旅は危ない」

という悩みからほとんどの人が旅に出るのを躊躇ってしまいます。というわけで今回はそんな不安を少しでも解消すべく、実際に安定を捨て、旅に全振りしている友達にインタビューしてみました!


今回インタビューに応じてくれたのはPOOLO JOB3期の同期の「はるごろう」明るい性格で知らないことに対しての探究心が強く、好奇心旺盛な女の子です。

▼はるごろうのnote


▼POOLO JOB


そんなはるごろうは本当に旅が大好きで、2024年5月からシエンタで旅が好きな彼氏さんと日本一周をしています。本人曰く「生涯旅人でいたい」とのこと。一体何が彼女をそう思わせたのか、旅に出ることは怖くなかったのか

そんな怖いもの知らずなはるごろうの素顔に迫りました。


彼氏と沖縄で撮った写真(写真提供:はるごろう)




①明るいだけじゃない?引っ込み思案な一面も

ーー簡単な自己紹介をお願いします。
2000年1月生まれ、長崎県雲仙市出身です。大学は九州を離れ山口県の大学に進学し、日本語の由来や巻き物の勉強をしていました。卒業後は福岡県の人材会社で携帯販売をしていましたが、成果主義の体育会系な職場だった事で心身が疲弊してしまい、10ヶ月で辞めました。

ーー子どもの頃はどんな性格でしたか?
近所の子達と仲良くドッチボールしたり、山で秘密基地を作ったりしてアクティブでした。ただその反面、今の性格とは真逆で引っ込み思案でした。友達と喧嘩しないようになるべく中立性を保ってましたね。だから通知表に「もうちょっと積極的にいこう」と書かれてたくらいです(笑)。

ーーアクティブでもあり、引っ込み思案でもあったということでしょうか?
そうです。私って二面性がはっきりしているんですよね。今でもそう。好奇心旺盛なんだけど何か大きな事を始める時は必ず心の準備が必要ですし、旅先の現地のことなどは調べないと気が済まないです。もうちょっと楽観的になれたらいいなと思っています。

幼少期の頃のはるごろう(写真提供:はるごろう)


②旅と出会ったのは居酒屋のバイト?

ーー心配性なのに、なぜ旅をしようと思ったのでしょうか
一番のきっかけは大学生の頃に個人経営の居酒屋でバイトしてた時、店長からタイ旅に誘われたことですね。あまり海外に行ったことがなくて「なんかネタになりそう」って直感的に思って、その時は不安より「行ってみたい」が勝ちました。


ーー面白い居酒屋ですね。個人経営のお店ならではのノリの良さというか
そうですね(笑)一人でエジプトに行くような店長だったし、常連さんとの距離も近かったです。因みにその旅はお客さんと店長と私でタイに行きました。

初めてタイに行った時の写真(写真提供:はるごろう)


③一番印象的だった旅はカンボジア?

ーー今まで海外は何ヵ国行きましたか?
子どもの頃行った韓国と、さっきのエピソードに出てきたタイ、それからカンボジアの3ヵ国です。海外は意外と行ってないですね。

ーーカンボジアにも行ったのですね。
タイに行った直後くらいに「タビイク」という海外1人旅育成プログラムに参加し、タイとカンボジア両方行けるプランに行きました。前回の旅と違って、1人でタイまでの航空券を取りました。

ーー初めてのバックパック旅で印象的だった事はありますか?
カンボジアでぼったくりに遭いそうになった時、他のカンボジア人が助けに来てくれて「カンボジアの事を嫌いにならないでね」と言われた事ですね。

他にも宿が無かった時に近くに居たカンボジア人に声をかけ、友達の宿に泊めてくれたりもしました。すごく濃い経験が出来たし、人の優しさに触れる旅が出来ました。

そうして旅の洗礼を受けて「一人旅が出来た」という成功体験から旅に対する自信が持てたし、生き方の選択肢が広がりました。


カンボジアでの一枚(写真提供:はるごろう)


▼タビイク


④旅を取るか、仕事を取るか

ーー今は仕事を辞めて旅をしてますが、当時は葛藤などありましたか?
もちろんありました。辞めたい気持ちが強かったので職場の人に相談したら「旅なんて後から行けばいいじゃん」って反対されちゃいました。でも最終的に自分の意思で辞めました。カンボジアの旅の経験から「意外と何とかなる」と分かっていたので、自分の心の声に従い切りましたね。

ーー仕事を辞めてからは何をしていましたか?
当時一人暮らしをしてましたが、すぐ家を解約してその翌月から日本全国を1年間リゾートバイトで転々としました。特に行き先は決めてなかったです。でもお金が大分貯まりましたね。

▼リゾートバイトとは


⑤旅が好きな彼氏との出会い

ーー今一緒に旅をしている彼氏さんとはどこで出会いましたか?
オンラインの旅好きコミュニティイベントで出会い、波長が合うなと思って私からアタックしました。当時彼が東京、私が福岡に住んでいたので遠距離だったので電話でよくやり取りしてました。

ーー彼氏さんも旅好きだと、何かと心強いですね。
そうですね。やりたいことも応援し、受け入れてくれるので「お金の心配はあっても、居場所の心配は要らない」と思えるようになりました。旅中に帰る場所がない時は彼の実家にお世話になることもあります。

彼氏さんの写真(写真提供:はるごろう)


⑥そんな彼氏とシエンタで日本1周をする!

ーー今やってる日本1周はいつから計画してたのですか?
2年前から計画していました。体力がないので自転車やヒッチハイクは諦めて車で旅することにしました。本当はキャンピングカーを購入しようとしてたのですが流石に高かったので、彼の持ち車であるシエンタを使うことにしました。


日本1周スタート(写真提供:はるごろう)


ーー実際に始めてみて大変なことはありますか?
寝る場所を決めるのが大変です。なるべく誰も泊まってないところで車を泊めることにしてるのですが、見つからない時はどんなに疲れてても休めないです。もちろん「日本をちゃんと周らないと気が済まない」という気持ちの方が強いので、楽しさが勝つんですけどね。

長野のころぼっくるひゅって(写真提供:はるごろう)

ーー日本1周はどのくらいの期間行きますか?終わったら何をしますか?
大体1年くらいの予定ですが早ければ1年以内に終わるかもしれないし、もしかしたら1年以上続くかもしれません。終わった後はまた仕事し、お金を貯めて彼と世界1周したいです。とにかく未知の世界に触れたいですね。死ぬ時には「全世界制覇したぞ!」と言いたいです。


⑦正しい道より、楽しい道を選ぶ

ーー最後に「旅をしたいけど勇気が出ない」という人にメッセージをお願いします。
私はいつも何かを決める時「正しい道より、楽しい道を選ぶ」という自分のモットーに従って選んでいます。実はこれ、私が大学卒業する前にお母さんがくれた言葉です。当時の私は「旅をするか、就職するか」ですごく迷っていました。そんな時にこの言葉をかけられ「自由でいいんだ」と思うようになり、「自由に生きよう」という今のスタンスに繋がりました。これを読んで「私も旅に出たいな」と思っている人の背中を押せるきっかけになれたら嬉しいです。

群馬のひも川うどん屋さん(写真提供:はるごろう)


ー編集後記

タイやカンボジアで多様な生き方や働き方を見て、一人旅をすることへの自信をつけたはるごろうは、仕事を辞め「彼氏と一緒に旅をする」という生き方を選択しました。

「旅をするように生きる」とは誰もが憧れる生活スタイルである反面、その1歩を踏み出すことには勇気を要し、経済的にも不安定になります。だけど旅先にあなたを受け入れてくれる居場所があればどうでしょう。その居場所と触れることであなたの旅に対する見方も変わってくるかもしれません。


生涯旅人を目指すはるごろうの紹介でした!(写真提供:はるごろう)

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