さんぽっぽ

最近までアメリカ合衆国東部にいました。

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最近の記事

大統領選決着ぽい…ので新副大統のこと

 11月4日から始まったアメリカ大統領選挙の投開票、日本時間で8日になったばかりのところで一応大統領に決定と報道が出ました。トランプ大統領はまだ粘るとか言ってるようで、しばらく揉めることは揉めるでしょうが、まあ決まりと言っていいんでしょうね。  トランプ敗北は最後まで確信できませんでしたが、今回ばかりはバイデンさんだろうと思ってた、というか思いたかった。ここまで手こずるとは思いませんでしたけどね! 郵便投票で追い上げるとはわかってたので、バイデン敗北の姿もはっきり目に浮かば

    • トランプさん、このタイミングで感染ですかー?

       大統領選挙まであと1ヶ月ほどになりました。さすがに日本のニュースでも大きく扱われつつあります。9月末から10月半ばまで計3回、共和党と民主党の大統領候補がテレビ討論を行います。副大統領候補同士のディベートも1回あります。今回、駄文中の駄文です。  日本時間で9月30日と10月1日の間の真夜中に、第1回討論がありました。リアルタイムで見逃してYouTubeで見ましたが、それも疲れて半分くらいで寝てしまいましたが、真面目に見ていた最初30分あまりの自分の印象と、各メディアの評

      • ブリオナ・テイラーさんに何が起こったか(2020年BLMデモ)

         2週間の隔離期間が終わり、社会復帰中です。この間、大坂なおみ選手が全米オープンで大躍進してました。警官による黒人犠牲者の名前を書いたマスクも話題になっていますよね。彼女の活躍により、日本では少し関心が薄いかな?と思われたBLMについても多少の光が再び当てられたようです。  彼女のマスクに書かれた名前はジョージ・フロイド氏を含め、以下の通りです。  1回戦 ブリオナ・テイラーさん  2回戦 イライジャ・マクレインさん  3回戦 アーマド・オーブリーさん  4回戦 トレイヴ

        • Uberの魅力はライド(タクシー)にある

           アメリカでの目からウロコの経験のひとつが、Uberのタクシーです。日本ではウーバーイーツ、食べ物のデリバリーしか利用できないので、そこまでのメリットを個人的には感じていませんでしたが、ウーバーライド(タクシーのことですが、既存のタクシー会社と区別するためライドと呼びます)はあまりに便利でびっくりしました。アルバイトドライバーが白ナンバープレートの車を運転する、白タク配車サービスです。  アメリカに到着した日、空港からホテルまでタクシーを利用しました。外国でタクシーを使うの

          帰国はつらいよーーコロナ検査at成田空港・帰宅(2020年8月下旬の夜)

           予定の1年があっという間に過ぎ、帰国する日が来ました。帰国時のコロナ検査と帰宅方法を巡る状況は刻々と変化している上に、情報もなかなか入ってきません。私が帰国した8月下旬はPCR検査から唾液検査中心に変わったため、状況がまた変わって判断に迷いました。迅速に空港を出られるようになりましたが、国からのサポートはなくなる方向です。私の体験がこれから帰国する方の参考になることを願います。夜の成田空港は見出しの写真のようにガラガラでした(SF映画みたいだね、と友人に言われました)。

          帰国はつらいよーーコロナ検査at成田空港・帰宅(2020年8月下旬の夜)

          気がつけば大統領選挙ー副大統領候補が熱い!かも

           コロナがちっとも収まらない中、日本に帰る日が近づいてきました。国際引越しがこんなに大変とは…予想を超えていました。別送で送る荷物は、箱のサイズや重量の規定に加え、中身をきちんと書いて、物によっては値段や証明できるレシートまで添付しなければなりません。忙しいです。昨日はFedex(運送屋さん)に、海外に送っても大丈夫な頑丈な段ボールを買いに行き、炎天下の中徒歩20分、抱えて帰ってきました。note…ものすごくゆるゆると始めた姿勢に拍車がかかり、記事もほとんどアップできていませ

          気がつけば大統領選挙ー副大統領候補が熱い!かも

          Black Lives Matterデモを横から見てみた(2)

           Black Lives Matter!  パンパンパンと三拍子で。デモで叫ぶには良いリズムです。略してBLM。これを日本語に訳すのは難しいらしいです。ニュースでは、Black Lives Matterとそのまま引用して解説をつけるといった感じで対応しているのをよく見ます。ストレートな訳の「黒人の命は大切だ」が一番採用されているようです。運動の文脈を汲んで「黒人の命を守れ」「黒人の命を軽視するな」といった訳し方もあります。matterは「問題になるほど重大である」という意味に

          Black Lives Matterデモを横から見てみた(2)

          マスク、嫌だもん!ーーアメリカ人とマスク

           …と駄々をこねているようにしか見えません、一部のアメリカ人。マスクしたくない人の割合がどれほどかわかりませんが、かなりいます。アメリカ人はとにかくマスクが嫌いです。マスクが存在しないわけではありませんが、つけていたらとんでもない病人という位置づけです。今回は、慣れてないのはわかるけどそこまで抵抗するかね、という話です。  個人的には、コロナのことがなくても身の危険を感じていました。この国、毎年インフルエンザでとんでもない数が死にますから。それでもマスクしないのよ! ステイ

          マスク、嫌だもん!ーーアメリカ人とマスク

          Black Lives Matterデモを横から見てみた(1)

           5月25日にジョージ・フロイド氏が白人警官により死に至らしめられてから、1ヶ月になります。首を押さえつけられ、"I can't breathe...(息ができない)"と言いながら命を失っていく彼の動画により、世界中の人が胸を痛めたあの事件です。アメリカでは、5月末からの半月あまりが怒涛のように過ぎました。毎日デモ、デモ、デモ三昧。現地でないと見られないものなので、散歩を兼ねてその1つを見てきました。ニュースで報道されるような激しいのではなく、写真のような小規模のご近所デモで

          Black Lives Matterデモを横から見てみた(1)

          ずっと警戒しなければいけない黒人のしんどさーハフポストの記事を考える

           私自身はひどい差別を受けた経験がありません。されずに済む場所と時代に、差別される対象として生まれなかっただけ、たまたまラッキーだっただけです。なので、この文章は言葉足らずだったり思い込みが強すぎたり、誤解を受けたりするかもしれません。差別された経験がない人間が当事者にピッタリ寄り添うのは、色々な点で難しいと感じます。  理解や寄り添いを不可能とは言いません。可能性があると信じることが、差別を減らしていきたいと思う人々の希望にもなっているはず。わかっちゃいなくても許される、

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          ジェマイマおばさん(奴隷)のパンケーキ

           研修目的でアメリカに一時滞在しています。マスク外しての会話は3ヶ月してません。おかげで隔離生活満喫中、テレビをよく見ています。  今の話題の中では、コロナも大変なんですけど、ここでは人種差別関係の話を中心に書こうと思います。私もアフリカン・アメリカンではないので完全に理解できてるかというとできてません。でもアメリカのヒートアップぶりは、自分も含めて日本人にはあまりピンときてないという印象を持っています。デモがあんなにドンガラガッシャーンとなってた理由を、もう少し腑に落ちる

          ジェマイマおばさん(奴隷)のパンケーキ