見出し画像

大統領選決着ぽい…ので新副大統のこと

 11月4日から始まったアメリカ大統領選挙の投開票、日本時間で8日になったばかりのところで一応大統領に決定と報道が出ました。トランプ大統領はまだ粘るとか言ってるようで、しばらく揉めることは揉めるでしょうが、まあ決まりと言っていいんでしょうね。

 トランプ敗北は最後まで確信できませんでしたが、今回ばかりはバイデンさんだろうと思ってた、というか思いたかった。ここまで手こずるとは思いませんでしたけどね! 郵便投票で追い上げるとはわかってたので、バイデン敗北の姿もはっきり目に浮かばなかったのですが、勝利も明確にイメージできなかったよ! 事前調査もあまりにバイデンに傾いているんで、信頼性は疑ってました。

 天下のBBCとて同じらしく、4日の中継で3時頃になりトランプが押してくると、バイデン負けるんじゃない?という手のひら返しの口調になってました。さっきまでバイデンっしょ!て雰囲気だったくせに。他人に文句言える立場でもありませんが。

 そこへいくと4日の夜にNHKでゲストに出ていた慶応大学の渡辺靖先生は、トランプ氏がまだ押せ押せの状況で、どう転ぶか誰も断言できなかったのに「まあ今の流れだとバイデンさんでしょう」とさらりと言ってらしたのがスゴイと思いました。

 今、8日の、午前4時でございます。現地ニュースではカマラ・ハリスさんへの言及がどんどん出てきました。お爺ちゃんとか、トランプじゃない方と言われてしまいかねない大統領に対し(スリムな体格で.私は嫌いではありません)、強烈に陽の雰囲気持ってる方だなという印象です。副大統領候補のディベートでは見事でした。にっこり笑いながら、カットインしてくるペンス氏を「私が話してます」とビシーっと押さえ込んでました。個人的には憧れちゃう感じの女性です。

 インド系およびジャマイカ系移民二世の彼女、有色人種としての特徴をどれだけアピールできるかは、注目ポイントかと思います。オバマ大統領と同様、彼女もアメリカの奴隷だった黒人の血は引いていません。有色人種を国のトップにということなら、腰を据えて奴隷の先祖を持つ「ザ・アメリカのアフリカ系」を連れてきてよとは思う。実のところ、先月の大統領と副大統領候補の討論を聞いていても、人種格差問題については今ひとつ歯切れの悪い印象でした。あと、バイデン氏のペアとしては彼女を、ではなく有色人種の誰かを、という議論が初めからあり、政界の計算は仕方ないけどモヤモヤするぞ。

 彼女について少なくとも注目すべき点は、「ガラスの天井」を破ったという快挙です。女性が頑張っても上昇を阻む見えない壁のことをこう呼びますが(例えば重役になれないとか)、元ファーストレディのヒラリー・クリントンさんも、大統領にはなれなかった。副とはいえ、大統領に近いポジションに彼女が就けたのは大きな意味があると思います。バイデン氏は一期しかやらないと言ってますし、縁起でもありませんが任期中に何かないとも限らないご年齢なので、もしかしたら棚ぼた式で女性大統領が出る可能性もあるわけです。

 ドイツのメルケル首相なり、ニュージーランドのアーダーンさんなり、コロナ対策は女性の方の的確な采配が目立つ気がするんで、期待してはいけないかしら。もう24万?25万人?亡くなってますし。バイデンさんの健康は祈りつつ、コロナばかりは良識ある政策にしてほしいものです。トランプ氏がコロナタスクフォースのファウチ氏を更迭するかもというニュースも出ていましたが、ぜひ据え置いてほしいものです。

 さすがに夜中というか明け方に書いてるので、若干まとまりがありません。誤字がないことを祈ります。眠すぎて目がかすみますが、私なりに大統領決まって興奮したので…。話がまとまってませんが、カマラさんには、一味違う素敵な副大統領になってほしいです。




 



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?