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おうち小学モンテ【数の物語】

【教室や授業等でこの記事を参考・使用にする場合はご一報ください】

今回から小学生のモンテッソーリ教育で行われる算数教育も少しずつ紹介していこうと思います。

といっても、家庭の中でモンテッソーリ教具をほとんど使わずに進めているので、「モンテッソーリ教育を取り入れたGifmomさんちの算数」の方が正しいかな。

今回紹介するのは、小学生のモンテ算数で一番はじめに紹介する物語です。
(過去の記事でも紹介していますが、今回は少しレベルアップしたものになります。)

物語と一緒にできるおしごともリスト(今回多めです)にしておいたので、やってみたい方はぜひご一緒に。


数の物語

第一話 数のはじまり

これから話すのは数の物語です。
あなたの筆箱には今何本の鉛筆が⼊っていますか?
(⼦供の答えを聞く)

そう、今、数字を使いましたね。
数字を使えばものの個数を数えることは簡単です。

数字は私たちの⽣活でとても⾝近に使われているものですが、もし数字がなかったらどうでしょうか。
数えることはできないのでしょうか。

いいえ、そんなことはありません。

⼈類はこれまでの進化の中で、道具を使い、道具を作るようになりました。また、⼤きな集団の中で仲間と役割分担をしながら⼤きく発展してきました。

その役割の⼀つに⽺飼いという仕事がありました。
⽺を⼀ヶ所に集めておく仕事です。

そうすることでいつも好きなときに⽺のミルクが飲めました。
もうミルクを飲むために⽺を探しに⼭へ⼊らなくてもいいのです。

⼈間が⽣きていくために必要なものを⼀ヶ所にとどめておくことで⾷料、住居、⾐服といった物質的なニーズを満たすことができました。

ただ、これにより「もの」を管理する必要が出てきました。そこで必要になったのが数なのです。

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