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優しさとは

 歌詞のことを書いてから、他にも書きたくなるものが出てきた。
 藤井風くんと、小沢健二さんの歌詞について。
 小沢健二さんの曲「流星ビバップ」。この曲の歌詞だけでも色々感じることがあって、また書きたいけど、今書きたいのは、最後の「目に見えるすべてが優しさと はるかな君に伝えて」。
 それから風くんの曲は「旅路」。この中の「すべてを笑うだろう すべてを愛すだろう」という歌詞。
 この2曲の歌詞から、同じ思いが伝わるように感じられる。自分の周りのもの全部を愛おしく思いたい。ありがたく受け取りたい。自分たちは幸せに生きていることを知って、と伝えているかのよう。
 自分に対して、何でも許してくれて、欲しいものを叶えてくれる。そういうものだけが、優しさとか愛されているというものではないと、思うようになった。今生きている環境が多少窮屈でも、嫌なことがあっても、時が過ぎれば全ては愛おしく思えるようになるだろうか、と思う。周りの人全てに感謝できるようになると、周りの人も自分も幸せになる。目にうつるもの全てが、いとおしい。そう思うと、「優しさ」というものが見えるのかもしれない。
 優しいって、どういうときに感じるのだろう。人に対して感じるものだけど、身近な人だけでなく、動物、自然にも優しさを感じられるようになりたい。

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