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怒りと内省の深さが逆?人生うまくいく人のコツとは

仕事や人間関係で、「やっちゃったな」というときがあります。

そんなときって、

「だいたいこれだけの量こなせるわけないやろ」とか

「あんな言い方しなくったっていいじゃない」

と自分の外側に怒りが出てきます。

また、

「もうちょっと段取りよくしとけばよかったかも」とか

「あの時私の言い方が悪かったから怒らせたのかも」

という自分の非があったのではと反省します。


この怒りと反省の深さが逆になってしまい、生きづらくなってしまう人がいます。


外側に対するものや人に対しての怒りは、初めは瞬間的に出てきます。

こんな怒りっぽい自分って器がちっちゃいなあと悲観しないでくださいね。

怒りはある意味エネルギー源になります。

うまくそのエネルギーを活用するのも時には必要です。

怒る気力もないとか、なんの感情も出てこないという方が危険度は高いです。


ただこの外側への怒りは浅くしておくのがポイントになります。

怒りを持ち続けないように切り替えることが大事です。

怒りというのは浅いうちはエネルギー源になりやすいのですが、

怒りを溜め込み持続させ深く深く浸透させていくと、

今度は怒りから恨みや憎しみの感情になり被害者意識に陥ってしまいます。

この状態は、悪魔?に魂を持っていかれた感じです。

人を恨めば穴二つと言われるように、

恨みや憎しみの感情は着実に自分自身をも蝕みます。

こういう環境をなんとかしたい、酷いことをした人を懲らしめたいという気持ちは誰でも出てきます。

でも大体において、すぐになんとかなると言うものも少ないのが現実です。

ならば、如何にして悪魔?に魂を売らずに自分を保っていくか、ですね。


もうひとつに、非を認めて反省する時の深さです。

反省から、今後はこうしていこうという向上心に向かえばいいのですが、

いつも同じところで躓いたり、最後は人間関係が切れたりする人は、

反省、つまり自分を見つめる内省深さが極端に浅いということがあります。

過去を振り返る時、内省が浅い人は、自分の言動や行動に目を向けてそのせいだと思うようにします。

だから今度は相手を怒らせないようにこういう言い方をしようとか、

電話に出たから気が逸れたのでこれからは絶対に電話に出ないぞ、と考えます。

恋愛なんかでも、最近彼から連絡来ないのは、私がもっとラインしてって言ったからだと思い出して、

彼を追わせる方法とかいう検索をしちゃったりします。


内省が深い人は、もっと自分自身に対して客観的に分析しています。

「なぜあの人に頼まれると私は断れないのだろう」とか、

「こういう状況になったら私は依存的になりやすい。そうならないようにするにはどうしたらいいんだろう」

など、自分という人間を客観的に深掘りできるから、そこからこれからどうすることが自分にとって望ましいかを考えられます。

内省が深い人は自分自身を変えようとするのに対し、

内省が浅い人は相手の顔色を伺い、嫌われないように言動を変えようとします。

まあ時には内省することが人生の目的のように自分探しをしている人も見かけますが。

自分探しで留まっていてもぐるぐる回るだけです。

自分の非から自分を振り返り、そこからより望ましい自分にしようという向上心につなげることが肝心です。

怒りは瞬発的なエネルギーに変え、内省は向上心に変えることが、

ストレスフルな毎日を乗り越えるコツになります。

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