習慣化入門①習慣化は意志の力ではなく「テクニック」である

10代のころから「何者かになりたい」という思いが強く、自分の人生を変えてくれるような情報を探してきました。

ただ何かを継続しようとしてもなかなか続かないんですよね。

ランニングとか筋トレ、練習など、自分なりに調べた情報を実践しようとしても文字通り三日坊主で終わってました。

そして文字通り人生が変わり始めたのは「習慣化」の情報を手に入れてからでした。

今では習慣化が得意になり、読書は5年くらい、1年間の継続率が4%以下と言われているトレーニングも3年目となりました。

習慣化テクニックは、何をおいてもまず最初に身につけるべき必修技術だと思うわけです。

なぜ義務教育でやらないのかが不思議なくらい。

今回のシリーズでは「習慣化入門」ということで、とりあえずこれだけ押さえておけば習慣化の確率は格段に上がるであろうということをお伝えしていきたいと思います。

なぜ習慣化が大事なのか

「人生を変えたい」と考えている人は、だいたい大きい変化でいきなり革命を起こそうとします。

それこそ宝くじを当てようとしたり、ギャンブルで当てようとしたり、FXで一獲千金を狙おうとしたり。

ただ人間は大きな変化に対応できない生き物です。

例えば、宝くじで1億円当てた人は人生が破綻すると言われています。

これはいきなり1億円という大金を手に入れたせいで、金銭感覚がバグり、あっという間にお金を使ってしまい、金銭感覚が戻らないので人生終了となるからです。

大事なのは1億円というお金ではなく、1億円を稼ぐ能力と過程なのです。

簡単に言うと、地道な戦略が必要なわけで、それには習慣化が必要なのです。

そして驚くことに、自分の生活の約半分が「習慣化された行動」だと言われています。

ということは、よい習慣を身に付けていけば、文字通り人生が変わるということなのです。

習慣に関する誤解

僕もそうだったのですが、何かを習慣化しようとしたときにほとんどの確率で失敗します。

それは習慣化に関する誤解があるからです。

①習慣化には努力や根性、意志の力が必要である

まずこの誤解が一番多いと思います。

例えば昔「ダイエットするときにはランニング20分する必要がある」という情報がありましたよね。

そこで僕も何回もランニングを継続しようと試みて、そして挫折しました。

このとき僕は「何て意志が弱いんだ」とか「根性ないな、俺」とか思っていました。

でもそうではなかったんですね。

意志の力、根性、努力なんてものは、習慣化には必要なかったのです。

いや、もちろんそれらはあったほうが有利ではあるらしいです。

ただそれがなくても習慣化はできるんです。

習慣化は意志の力ではなく、テクニックです。

ということは、正しく取り組むことで、誰でも身につけることができるということなのです。