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大学生がフィリピン単身で、ホテルをつくった方法

夏休み2カ月間のインターンシップで、「フィリピンのこの辺で、ホステルを運営したい」という指示を受け、僕は小さな小島に送り出された。

ここでは、目標が曖昧で、手段も明示されていなかった。

そこで、目標を言語化し、達成までのステップを洗い出した。

具体的には、人脈作り、物件リストアップ、上司と物件オーナーを納得させることである。

実際、それぞれの段階では、泥臭く、試行錯誤を続け、着実に前進していた。

しかし、1カ月半かけて探した物件は交渉が決裂し、別の島へ移った。

残された時間は1週間しかなかった。

しかし、僕は前の島で得た知見をフル活用し、有力な物件を見つけ、プレゼンを行い、ホステル運営の基本合意を獲得した。

教訓

・マネージャーは、目標は明確に伝達すべき(?)
・目標が決まれば、あとはゴールまでの適当なステップを構想する。
・一歩一歩、泥臭く進んでいく。

(?)をつけたのは、「曖昧になるのは、仕方ない」場合があるからです。
なぜなら、明確にしすぎると、手段に固執しすぎる可能性があるからです。
つまり、マネージャーが明確にすべきなのは、目標でも手段でなく、目的なのです。
というありきたりな結論に達しました。

部下に求められることは、目標達成まで構想する力と、手段を問わず、やり抜く力ですね。
いや、どんな当たり前なことだよ。

「当たり前を当たり前にやること」ほんと難しいので、自戒を込めて、noteにしました。(嘘です。ESを書いて、もったいないなと思ったので、編集してあげただけです。)

かなり端折って書きましたので、想像力の無い方は理解できなかったかもしれませんが、そこは申し訳ございません。

ぜひ実践編で頭を動かしてみましょう!
レッツエクササイズ!

実践編①設定

僕たちは、シカやイノシシのような野生動物の命を「駆除」として奪っています。
なぜなら、農業や林業、交通事故や植生被害が甚大だからです。
シカが増えた原因は、人間にあります。(保護政策、オオカミ絶滅etc..)

さらに残酷なのは、狩猟されたシカの命の91%が廃棄されているのです。

今日これをエジプト人でイスラム教のモハメド君(31)に言ってみたら、「Oh!No!食べろよ!?なんで食べない?」そう言ってました。
これが当たり前の反応ですよね。

僕も完全に同意します。
イスラムでは豚は神聖だから食べません。
それはほとんどの日本人は理解できません。
しかし、「命を無駄にするのは悪いこと」そう考えるのは、人間として当然のことなのだと思います。

でも実際は、この状態が当然として受け入れられています。

僕は、この現状を変えたい。

実践編②目的

命が無駄にされる社会から脱却して、生態系に責任を持つ社会・循環する仕組みを作りたい。
これが僕のミッションです。僕の達成すべき目的です。
(もっとシンプルにしたい。。。)

その目的を達成するためには、食肉利用が進む必要があります。
なぜなら、革は傷が激しい場合が多いからです。
具体的に、どれくらい食べればよいのかというと、2人に1人が1年に100g食べればよいのです。(10年後に、シカの個体数が調整された後、毎年20%駆除する必要があるという計算。)
簡単そうですよね?

でも実際、2人に1人の認知と行動は大変難しいです。
特に食生活の変化は、とてもハードルが高いです。
しかも、食肉では高単価が取れませんので、森の管理者まで十分なお金が回りません。

実践編③目標

だから、バッグブランドを作って、有名にしたい。
そう思っています。
これが僕の、現在の目標です。
つまり、手段のゴールです。

実践編④ステップの構想

手段を段階に分けてみましょう。

①バッグを作る
②バッグを売る
③バッグブランドとして有名にする

そうして、バッグブランドとして有名になれば、問題を広める機会が増える。
認知上昇→行動増加→習慣化
簡単にすると、「あ~聞いたことある!」→「鹿肉行ってみよ~」→「今日どうする?シカ行く?」的な。

そうしている間にも、狩猟からジビエ料理までは研究が進められているはずなので、もっと良い料理が日本で広まっていると思います。

つまり、バッグブランドが有名になれば、シカ肉の消費が増えて、命が無駄にされない社会ができる。
そうすれば、日本の新産業ができるのではないでしょうか?
野生なので数は限られていますし、乱獲は許されないのでラグジュアリー産業に取り込まれるかもしれません。

さらに、お金が生まれれば、森の管理者へお金が回るようになる。
管理者は、超高齢化しており、後継者は不足しています。
それに年間2,500億円の国民の税金を投じて、様々な被害を防止しようとしていますが、そこもマーケットからお金が回れば、持続的で健康的な対策ができるようになる。

結果的に、市場側(消費者側)では新産業が生まれ生態系(田舎、供給側)では持続可能な循環が生まれる。

実践編⑤実行

まずは製品を作らなければなりません。
こだわりを持って、消費者の目線に基づいたものにしなければなりません。
僕には、そんな経験は全くありません。

ですが、泥臭く一歩一歩。
這ってでも、進んでいかなければなりません。

実践編⑥仲間

イベントなどもできたら、輪も広まっていくのかなと思っているので、、

【ゆる募】「企画」「デザイン」「イベント」「マーケティング」「SDGs」「環境問題解決」「社会課題解決」「ゼロイチで何か作る」的なことに興味ある方

もし数人でも集まれば、グループ作るので、ぜひ連絡ください。
僕の話に共感できない人は、入れないと思うので、面白い人たちが集まるのではないかなぁと勝手に妄想しています。

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