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音楽が私に安心をくれた

こんにちは。おかゆです。
転職3回を経て独立し、自己否定的な29年間を超えて大丈夫になってきました。今も時々自分のインナーチャイルドと対話しながら過ごしています。
挫折した諸々の経験を活かし、日頃は強みを見つける対話セッションを行っています。

近頃は「安心」という言葉を大切にしていることを改めて実感し、今日の気付きと絡めて綴っていきます。


HSP気質にとって安心は難しい

昔から私にとって「心から安心する」というのが難しくありました。HSP気質を自認しており、人よりも敏感で色々なことに気付き考えを深く巡らせる部分があります。

小さい頃は、子供ながら妙に落ち着いて悟った部分があり、自分がどう振る舞えば大人が満足するかなんとなく理解していました。なので「大人しい子」として過ごすことはできたので他者から攻撃されることはそんなになかったのですが、様々な事情から私にとっては「安心」できる場所がありませんでした。29歳までずっと、居場所がないと、思っていました。

そして今日、好きなアーティストのライブに行ったときに、ふっと気付いたこと。

「音楽が、ライブが私の居場所をつくってくれて、私の心を守ってくれていたんだ」

MD時代からずっと音楽を聴いていました。
悲しい時はイヤホンをして、目をつむり、大音量で。

転職活動がうまくいかず辛い時、andropの新曲に励まされました。

失恋で絶望している時、BUMPの曲で癒されました。

今日も、mol-74が私に「安心の場所」をくれました。

そう思ったら涙が溢れた。
そして音楽は、人と繋がるきっかけをくれました。

平気なフリが板につきすぎた

誰しも、不安定な時があると思うのですが、私は周りに比べて不安定になりやすかったのだと自覚しています。どうにも、同年代には悩みが通じないことが多く、自分一人が考えすぎているのだ…となることが多々ありました。

原因を辿ると、幼少期に家族との愛着形成がうまくいかず、かつ元々の独立的な性格で「かなり不安定なのに、外側からみたら大丈夫そう」というスタイルをつくりあげてしまったことが起因していると推察しています。

家族との繋がりがうまくできていないので、友人や同僚など、他者への頼り方もわからず、すぐにグラグラしてしまっていました。なんで私はこんなに気持ちが落ちてしまうのか、と悩んだものです。

両親はきちんと教育を施してくれましたし、経済的にも苦労をすることはなく、衣食住に困ることもありませんでした。けれど、心がずっとグラグラで、脆い状態で育ってしまったのだと思います。今はそれを自覚し、自分で癒しています。

自分で、といいつつ、周りにとても助けてもらっています。近頃は自分のことがわかってきて、信頼できる関りが増えて、気持ちの基盤が安定してきました。

今は人にとても支えられているのですが、幼少期は人に頼る術がわかりませんでした。そんな孤独な私の心を守ってくれたもののうち、音楽はとても大きな存在だったのだと、実感しました。

もし「安心」を感じにくい方は、人との繋がりを感じる体験をされるといいかもしれません。それは、ラジオを聴くでもいいし、信頼できる関係性をつくるのでもいいし、まずは大好きなことで趣味友達をつくってみる、なども良いと思います。

辛くなければ、過去を振り返ってみると、自分にとっての"安心"や孤独の理由が見つかるはずです。

誰かの、ほっとする時間に繋がりますように。

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モルカルさん、今日もありがとう。


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