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68.インバウンドをやって良かったこと

インバウンドはしんどかった、という話ばかりしてきた。
では良かったことはないのかというと、一つだけありました。

それは、より丁寧な言葉遣いを覚えたことです。

インバウンドは机上研修で敬語を学ぶ機会も多少あり、「フランクに話そうが丁寧に話そうが契約がとれればOK」というテレアポのスタンスとは少し違った。

インバウンドも「完璧な敬語で話そうとして案内が下手になるようなら、多少フランクになってもいいよ」という指導ではあった。
といっても、周りのオペレーターは基本ちゃんとした敬語をつかうので、その声が自然と耳に敬語が入ってくる分、自分もなんとなく敬語の言い回しを覚えていく面はあった。

そして、履歴(お客さんとの会話の内容をPC上に記録する)の残し方一つとっても、インバウンドとテレアポは違う。

テレアポは、架電数を多くするため必要最小限の履歴にするのが基本。自分がわかればいいという程度の入力になる。

一方インバウンドは、履歴でさえも丁寧な言葉遣いで入力しなければならない。
例えば、「お客様は~~とのご要望」とか「~~の点については~~と仰せ」など、テレアポではあり得ない丁寧さで入力するのだ。

そんなふうな環境で仕事してれば、インバウンド未経験のときよりも、少しは敬語の引き出しが増えるってもんである。


こういった経験は、後に再びテレアポをやる際にも役に立つことになる。

お客さんというのは、バカ丁寧に話すことで気を良くする人もいれば、ややフランク気味に話した方が心を開きやすい人もいる。
それをスムーズにつかいわけるには、丁寧語の言い回しの引き出しが多い方が便利なのだ。

「ここは丁寧レベル3でいくべきだ」と内心思いながら話すときに、丁寧レベル3の言い回しに慣れてなかったら、得てしてカミカミになってしまうもの。
カミカミで話すより、スラスラと流れるように言葉が出てくる方が、お客さんからの信頼度は高くなる。

こういったこともテレアポでは大事なことなのである。








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