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世界中から100以上のデジタルツール、Webサービス、イチオシ記事を集めるデジタルツールライブラリ「bicky」を公開しました

こんにちは!奥脇真人です。
今日は世界中からデジタルツール、Webサービス、イチオシ記事を集めるデジタルツールライブラリ「bicky」についてのnoteを書きます。

bickyはこちら(https://bicky.app/

■bickyとは?

ビッキーと読みます。
名前の由来は、小学生の頃にハマった「デジモンワールド」というプレステのゲームで、自分のデジモンにビッキーと名付けたことを思い出したからです。
デジモンのビッキーは完全体のピッコロモンになったので、このbickyもピッコロモンと同じピンク色です。
コーレのデザイナーに、「bickyって名前かわいいでしょ」って言ったところ、「意味不明です。何なんですか?」と言われたので上記の背景を伝えました。
「\逆引きの"引き"からとってbickyにすれば?」と言われて、ハッとしました。
ということで、表向きには逆引きの"引き"でbicky(ビッキー)ということにしようと思います。

■bickyとは?(本題)

すべての働く人にとって有益なデジタルツール、Webサービス、メディア記事を世界中から集めているデジタルツールライブラリです。
仕事で行き詰まったときや、クリエイティブな打開策を見つけたいとき、bickyを流し読みすることでアイデアとヒントを得ることができます。
眺めているだけでITリテラシー向上につながる「ゆるい情報収集」をすることができます。

■ゆるい情報収集

ゆるい情報収集って、ITリテラシーを高める上で超重要だと思っています。
検索をすることって、「検索をするためのワード」を知っている必要があるんですよね。

検索するためのワードを知るためには、自分が意図しないところから情報に触れる機会が必要です。
例えば、ITリテラシーが低い人がGPT-3とかEleutherAIとかに自分で検索してたどり着くことはほとんどないです。
たどり着くためには、AI系の様々な情報に触れているうちにAI系の様々なワードに触れることで、「GPT-3とは」って検索するようになるんですよね。

意図しない情報に出会うためには、自分が意図しないところで偶然に出会う情報が必要です。
例えば、電車の中吊り広告、テレビ、Twitter、Tiktokなどは、自分で選択肢しなくてもアルゴリズムによってレコメンドされ、勝手に新しい情報が流れてきます。

しかし、そこが情報収集の可能性を制限してしまう部分もあります。
各媒体のアルゴリズムが発展してきたおかげで、"必要な人に必要な情報が届く"の精度が上がっているんですよね。
逆に、"必要かどうかわからない人には情報が届きにくい"ということでもあるのです。
そりゃそうですよね。Web広告でもターゲットじゃない人にバンバン配信されると、「関係ない情報ばっか届いてウザっ」みたいになるので。

ITリテラシーの高い人には、どんどんITリテラシーが高い人向けの高度な情報が流れてきて、ITリテラシーの低い人には、どんどんITリテラシーが低い人向けの情報が流れてくるわけです。
その点、電車の中吊り広告やテレビCMは、ターゲティング精度としては低いので、ITリテラシーが低い人でも幅広い情報に触れる機会があります。

■bicky公開の背景

日本でも海外でも、毎日のように新しいデジタルツールが生まれています。
デザイナー、エンジニア、動画クリエイター、マーケターなどのクリエイティブ職を始め、営業、事務、バックオフィス職のビジネスマンにとっても、より便利でより高機能なデジタルツールを活用することは、仕事でパフォーマンスを発揮するために必須になっています。

しかし、日々アップデートされる技術・情報をキャッチアップし続けることは難しく、​いざ検索しようとしても、"どんなワードで検索すれば良いかわからない"という方も多いのが現状です。

bickyを利用することで、誰でも気軽に簡単に、海外も含めたデジタルツールの情報を中心に、Webサービスやイチオシ記事の情報もキャッチアップできるようになります。

最新の技術や情報に触れることで、「こんな便利なツールもあるのか」という気づきがあり、ITリテラシーも高まっていきます。
bickyは日常的にデジタルツールやWebサービスに触れる機会を提供し、DXを推進しようとする企業の方々の役に立っていきます。

■本当の目的

色々とそれっぽいことを言いましたが、本当は別の目的があります。
上記は、bickyを作った理由の10%くらいです。

bickyを作った本当の目的は、自分のためです。
僕は新しい情報や技術を知るのが好きで、Product Huntとかはしょっちゅう見てます。
Product Huntは結構なボリュームの情報量です。もう少し実務的なというか、普段の仕事で利用する可能性があるものに絞って情報がほしいと思っています。(あと、英語があまり得意ではありません)

色々ネットサーフィンして新しい技術や情報に触れていくのですが、「お、これいいな」というものは、いつも下記でまとめています。

  • ブラウザのブックマークに入れておく

  • Slackに自分だけのチャンネルを作って、URLをコピペしておく

  • Notionにまとめておく

でも、どの方法も何かいまいちパッとしなかったです。
そこで、せっかくだからWebサービスみたいに全体公開してしまえば、誰かの役に立つかもしれないし、ちょっと作ってみるか。
ということで、自分のため90%、誰かの役に立つかも10%の気持ちでbickyを作ってみました。

■1日で生まれた

Webflowを使って1日でbickyは生まれました。
ロゴどうしようかな、ピンク色の中でもどんなピンク色にしようかな、というところで半日くらい使ったので、手を動かしたのは半日ほどです。
夜20:00くらいからbickyを作り始め、3:00 くらいに完成しました。

■bickyの今後

プレスリリース、Twitter、Facebookで公開したところ、ちょこちょこ知り合いから嬉しい連絡をもらえました。
せっかく作ると愛着が湧くものですね。
自分のために作ったbickyでしたが、世の中に出してみると「たくさん利用されたい」「bickyが役に立ってほしい」という思いが強くなっていくんです。

今後は、もっと海外のニッチな技術や情報を拾ってきて、数千、数万と掲載数を増やしていきたいです。
そうすると検索機能が必要になってきます。
検索機能は、厳密な検索ではなく、「ゆるい情報収集」というコンセプトから離れないように、うまい具合にAIによるレコメンドを調整する感じです。

たくさんの人が、bickyを利用して新しい技術や情報に触れていって、仕事に活かしてくれると嬉しいなと思います。
もちろん、一番使い倒すのは自分なんですけどね。

■おわりに

bickyを作っていくうちに、これまでよりもさらに技術や情報の感度が上がりました。
僕が経営するコーレでは、デザインやエンジニアリングのクライアントワーク事業をメインにしています。
幅広い分野のWebサイト制作。アプリケーションやデジタルプロダクトのUXデザインやUIデザイン。ノーコードを使った爆速のMVP開発。映像制作やシステム開発など、デジタル系は大半やってます。
何かプロジェクトを一緒にという機会があれば、TwitterのDMでもFacebookでも、ご相談やご連絡いただけると嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
ぜひbickyを見てみてください!

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