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大熊町ダイバーキャンプのここが見どころ!

先日申し込み開始のお知らせをした、大熊町ダイバーキャンプ👇

当日まで内緒にしておきたいけれど・・・・
今日は特別に、『ダイバーキャンプ』の見どころをご紹介していきます✨


1.ダイバーキャンプの楽しみ方

前回の記事では『ダイバーキャンプ』という企画は一体何なのか、何を目指していて、どんな人にきてほしいかなどをご紹介しました!

『ダイバーキャンプ』では時間ごとにテーマを設け、もっと深く大熊町を感じながら楽しく過ごしていただくための演出やしかけを準備しています。

たとえば
・五感全てで大熊町を感じてみる💐🐛🌀🦅
・光の変化を感じてみる🌆✨🎪🪵
・時間と町の変化を感じてみる🌃🦉🌅🍃

など・・・・

一体どんな仕掛けが待っているのか?全貌は当日までのお楽しみ!

大熊町で過ごす特別な1泊2日。それぞれ時間ごとのテーマと、それによる『ダイバーキャンプ』を通しての自分自身の感じ方や考え方、気持ちの変化をぜひ感じてみてくださいね!

2.当日こんなことやります!

【1⽇⽬ 18:00〜】暗闇のなかで⾹りや⾷感をたのしむ「暗闇レストラン」

キャンプの楽しみの一つ、といえば夜の時間。
いつもと違う場所で過ごす夜の時間ってだけで、ちょっとワクワクするものです。

大熊町の夜はカーテンを閉じたように真っ暗な世界が広がります。

暗いからって怖がらないで。
夜だから静かに、なんて言わないで。

大熊町の暗闇に灯りをつけて、他では体験できない特別な夜の時間を用意して、皆さんをお迎えします。

「暗闇レストラン」は視覚が閉ざされた中で他の感覚を最大限に活かして食べる特別なレストランです。

いつもは当たり前のようにお箸を手に取り、目の前の食材を確認し、一緒に食べる人の顔を見ながら食べるもの。
では一つの感覚が使えないと、一体どう感じ方が変化するのでしょうか?

いつもと感じ方が違う自分を知る人と自分の感じ方が違うのを知る人との違うことを楽しむのが「暗闇レストラン」の醍醐味です。

味や匂い、音、その時に感じたことを食べ終わった後にぜひ、お隣に座った方と語り合ってください。
もちろん私たちにも教えてくださいね。

感じれば感じるほど楽しくて美味しい「暗闇レストラン」。

レストランのシェフは熱い料理人🔥
シェフが手がける秘密のメニューは皆さんの感覚を刺激することをお約束します!

【1⽇⽬ 19:00〜】大熊町に⾮⽇常空間が出現!?「サイバーサーカス」

みなさんの夜のサーカスってどんなイメージですか?
ワクワク、ドキドキするのと同じくらい、ちょっと怪しくて怖い感じがしませんか?
知らない世界に一歩踏み出すような、そんなサーカスが大熊町に出現します。

子どもが大人に、大人が子どもになれるサーカスでは、子どもだってかっこよく飲めるカクテルや、大人だって可愛く食べたいフルーツパフェ、楽しいピエロや海賊とのバルーン遊び、光の遊びもいっぱい用意しています。

暗い中だからこそ活きる、光の演出。
エコな灯りを使っているから、刺激的だけど、少しやさしさや暖かみも感じる不思議な空間。
キャンプの特別な夜遊びを大人も子どもも同じように楽しんでくださいね。

【1⽇⽬ 20:00〜】星空とゆったりとしたひとときを「ゆっくりトーク」

寝る前のひと時、刺激的だったキャンプでの出来事や、いつもは話せないことを静かな時間でちょっと話してみませんか?

・今日を過ごしてきてどんなことを感じましたか?
・面白かったことって何だろう?
・美味しかった食べ物は何?

感じたこと、考えたことは人それぞれ違うはず。
他の人との違いを知り、それを楽しむことがダイバーキャンプの醍醐味。

暗い空間だからこそ、よく話せたり、⾒えたり、聞こえたり、感じたり。
⽇常では⾒つけられない新たな発⾒もあるかもしれません。

ぜひみんなとの違いを見つけること違いをお互い話すこと、をたくさん楽しんでくださいね。

大熊町の美しい星空の下で、寝る前のクールダウンタイムを過ごしましょう。


まだ眠りたくない!そんな声が聞こえてきそう・・・

こんな楽しい企画だと、まだ眠りたくない、もう少し楽しみたい!
そんな、嬉しい声が聞こえてきそうな夜の時間。

子どもが寝静まったら、テントの周りでこっそり夜遊びの時間も準備。
夜のおやつや、寝る前の一杯など、ほんの少しだけ延長戦も楽しめるかも??

【2⽇⽬ 8:00〜】とくべつな「朝の時間」

大熊町の朝は一体どんな雰囲気なのでしょう?

夜の暗闇から時間が過ぎ、太陽が昇ってくるとまた別の顔が見えてくる大熊町。
夜露に濡れた葉っぱや土、草木の匂いなど普段自分の住んでいるお家の近くと何か『違い』は感じますか?

同じ『静か』でも、夜と朝はぜんぜん違うもの。
その違いもぜひ当日感じてみてくださいね!

世界で唯一?!馬と優雅に朝ごはん

キャンプ2日目の最初の楽しみといえば朝ごはん。
朝ごはんはのんびりと広い場所で、なんと相馬のお馬さんと一緒に!?

馬にはストレスを軽減し、自己肯定感を高めるといった心理的効果があると言われています。
言葉が話せない馬たちも、一緒に過ごしていると会話ができるようになっていくんです。

毛並みのそろったサラブレッドとの朝食。
ただ馬がいる、それだけでも全く違う貴重な時間になります。

そんな普段感じることのできない、不思議な体験のできる朝の時間。
ぜひお楽しみに。

世界で一つのホットサンドを楽しもう

朝ごはんの場所ともう一つ気になるのが、何を食べるのか。
当日のメニューはキャンプの定番、ホットサンド
地元のお野菜など色々な具材の中から、自分の食べたいものを入れて作りましょう!

同じ具材でも、かなり個性が出るもの。
たくさん詰めたり、ちょっとにしたり、焼かずに食べる、なんて人もいるかも。
いつもと違う組み合わせに挑戦したり、敢えて定番にしたり。

みんなはどんなホットサンドを作るかな?
見せあいっこも楽しみながら、世界で一つのあなただけのオリジナルサンドを楽しみましょう!

【2⽇⽬ 13:30〜】町を巡った感想を自由に表現する「大熊町発見伝」

1泊2日のキャンプで見たもの、感じたことを、巨大なボードに体全体を使って表現してみましょう!

絵具だけではなく、道で見つけた石や草花、枝などを貼ったり筆にしたり、それぞれの形でアートを作っていきます。

五感をフルに活用し、感性を刺激しながらの創作活動。
集中して作業すること、自己表現することでの新たな自分の考えや才能など、発見があるはず。

絵がニガテでも大丈夫!
今回制作するものは、美術に対して苦手意識があったとしても安心して取り組める内容です。

上手に描く必要はありません。人と比べることもありません。
みんなと作るのは不安、緊張する、なんて子は、一人で作ってから合流することもできます。

白いTシャツもお渡しするので、服を汚す心配も大丈夫。
それぞれが無理なく、自分のペースで思いっきり表現する事を楽しみましょう!

3.登場人物紹介

大熊町ダイバーキャンプの最初には、町を知るためのツアーを開催。
そのツアーに登場する方々を深掘り紹介していきます!

①渡邉優翔(わたなべ ゆうと)さん

渡邉優翔さんのツアーは「植物博士と行く坂下ダム見学!」

大熊町の人気スポット、坂下ダム
自然が豊かな場所なのでたくさんの植物がある、素敵な場所の一つです。

2023年6月の坂下ダム

富岡町にあるツツジから挿し穂を採取し、地域住民の方々と共に増やし地域に植樹、将来的にツツジのあふれるまちを創り上げようというプロジェクトを発足している渡邊さん。
一つの木や花で、世界は変えられると信じ、これからも花業界や地域資源に向き合い、自分ができることを進めていきたいと考えている植物博士と一緒に歩けば、当たり前に見ている景色も、違ったものに見えてくるはず。

・いつ植えたもの?
・この植物はどんな色の花が咲く?
・普通の草と思ったら珍しい植物を発見!


そんな町歩きの楽しさを知ることのできる2時間です。

コースの終わりには、みんなで自然の中で美味しいお茶とお菓子を楽しみましょう。
お花からとれる酵母菌を使ってお酒作りもしている渡邉さん。
お茶もひょっとすると独特な選び方をするのかも?!

渡邉 優翔(わたなべ ゆうと)

Ichido株式会社 代表取締役/有限会社大桑原つつじ園26代目当主。
22年間花と共に育ち、花で人を笑顔にさせることを目標にしている。

<今までの経歴>
2020-被災地復興事業“富岡町つつじ再生プロジェクト
2022-環境省「FUKUSHIMA NEXT」環境大臣賞受賞
2022-福島12市町村創業アイデアコンテスト第1回最優秀賞
2022-環境省「チャレンジ・アワード2022」福島県知事賞受賞
2023-Forbes Japan 100通りの世界を救う希望「NEXT100」選出

■今後の展望
大熊町を花で溢れる町を作るとともに何十年何百年とそこに咲いている花(地域資源)用いて、お酒という新たな価値を創造してゆきたい。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000127655.html

②南場優生海(なんば ゆうみ)さん

南場優生海さんのツアーは「南ちゃんと一緒に、野菜作りの達人の畑に行こう!」

南ちゃんは、大熊での生活を町内で自分が一番楽しむ!!!をモットーにしているガイドさん。
大熊町の魅力や、南ちゃんの町の好きなところを聞いてみよう✨
HPや資料を見ているだけでは分からない町の楽しさを感じとれるはず!

また、南ちゃんは移住者と町に関わる人たちを繋げることが大好きなので、実際に移住を考えている人は、リアルな大熊町ライフを聞ける良いチャンスです。

今回は大熊町内にある畑で、野菜が元気に育つ土の秘訣、野菜の育て方の難しさ・楽しさを、実際に農作業をしながら学びます。

・オクラって実際はこんな風に実っているんだ!
・ナスってこんな形のナスもあるの!?
・トマトを収穫したてでモグモグ!


畑で実際に畑の土を見る、自然に触れる体験ができます☆

南ちゃんと一緒に楽しい畑ツアーに行ってみませんか?


南場優生海(なんばゆうみ)

大熊町出身。2020年に帰町。現在は、ふくしま12市町村移住サポーターとして移住者向けのガイド事業に取り組む。コミュニティづくりに特に注力しており、大熊町内の女子を中心とした『熊女』の活動は福島民友でも紹介された。コミュニティづくりの活動は、世代と郡内を超えた輪の広がりを見せている。

https://www.minyu-net.com/news/sinsai/shinsai13/news/FM20230618-785511.php

③中澤葉子(なかざわ ようこ)さん

中澤葉子さんのツアーは「古からの深い絆、お馬さんと話してみよう!」

“話すこと”は、言葉や文字、手話だけだと思っていますか?
撫でる、目を見つめる、お世話をする、表情を観察することで、誰でもお馬さんと会話する事が出来ます。

相馬救援隊のメンバーとして引退競走馬の支援プロジェクトに携わっている葉子さん。
馬を通した情操教育や居場所づくり、生きがいづくり、ウェルネスツーリズムといった活動で、馬と人との共生によるだれもが行きやすい社会、心身ともに健康で豊かな暮らしの実現を目指しています。

大熊町でなんで馬?と思われる方もいるかもしれません。相馬藩の南端に位置する大熊町は、昔から馬との共生文化のある場所なのです。

2023年7月の相馬野馬追の様子

今回のツアーで行われるのは「馬との交流」ですが、よくある乗馬体験だけではありません。
もし、お話をするのが苦手なお子さんがいらっしゃいましたら、ぜひ安心してお馬さんと心でお話する時間を楽しんでみて下さい。
共通の言葉を持たない馬と“会話”をすることで、自分自身の思いを表に出し、工夫しながら伝える力が身に付くと言われています。

無理をして、言葉で会話をしようと思わなくても大丈夫!
専門知識を持った担当者が、お馬さんとの触れ合いのお手伝いをします。
大きな馬を扱うことは1人では困難なことが多く、自然と助け合いや、声かけ、コミュニケーションが生まれます。

普段は見る事が出来ないお馬さんの表情を見ながら、いろんな言葉を話しかけてみて下さい。
言葉を使わずに、伝えたり、察したりすることは、想像する力や、協調性、協和性を育みます。
お馬さんとの会話で、見えなかったお子さんの一面が見えるかも知れません。

中澤 葉子(なかざわ ようこ)

岩手県盛岡市生まれ。学生時代は児童教育を学ぶ。キャリアコンサルタント、産業カウンセラーの資格を有し、長年キャリアカウンセラーとして若者の就職支援・キャリア支援に従事した後、2019年に南相馬市へ移住。夫とともに引退競走馬の支援プロジェクトに関わり始める。当団体の事務方として業務にあたるほか、地域のコミュニティづくり等に取り組む。

■今後の展望
馬と人と自然との共生を目指し活動していく。具体的には、馬を組み合わせた自然教育、居場所づくり生きがいづくり、ウェルネスツーリズム、馬との暮らしなどを通し、だれもが生きやすい社会や心身ともに健康で豊かなライフスタイルを提案していく。医療福祉や教育分野の専門家と連携しながら進行中。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000127655.html

④原口拓也(はらぐち たくや)さん・阿部翔太郎(あべ しょうたろう)さん

原口拓也さん・阿部翔太郎さんのツアーは「若者の挑戦を応援!“フルーツの香り漂うロマンの里”のキウイから知る大熊町!」

大熊町が、“フルーツの香り漂うロマンの里”と呼ばれていたのを知っていますか?
梨やキウイなどのフルーツ栽培が盛んだった大熊町では、なんと自宅用にキウイを栽培する家も多くあったそう。

2023年7月のおおくまキウイ再生クラブ作業会の様子

かつて大熊町で特産物だったキウイの再生と交流を目指す活動をしている原口さん・阿部さん。
大熊から離れた地域に住む二人の若者が、なぜキウイの活動に参加することになり、事業化するための取り組みを始めたのか・・・。

二人が所属する「おおくまキウイ再生クラブの熱い思いが詰まった第一圃場で今回の活動は行われます。
実際にキウイの様子を見学するだけでなく、一緒に圃場整備の活動をしたり、語ったり、特製のおやつを食べたり。

実は、『大熊町のキウイじゃないと食べられない』と言われるほど、他のキウイとは何かが違う?!
あなたも大熊町キウイの虜になってしまうかも。

まさにキウイを通した「交流」を体験できる時間を過ごせます。

原口 拓也(はらぐち たくや)

和歌山大学システム工学部4年生。一次産業に興味を持ち、1年間大学を休学し、和歌山県で果樹栽培の研修を受ける。2022年より、大熊町で特産品キウイの復活を目指し活動する「おおくまキウイ再生クラブ」に参加し、2023年より本格的にキウイの事業化に向けて活動を行う。

<今までの経歴>
2019年 和歌山大学入学
2020年 全国の農業現場に出向き、農作業のお手伝いを行う。
2021年 大熊町で開催されたアイデアソンコンテスト「ハチドリプロジェクト」をきっかけに大熊町に定期的に通うようになる。
2022年 和歌山県有田にて果樹栽培の農業研修を受ける
2023年 キウイ栽培の事業化に向けた法人設立を準備中

■今後の展望
大熊町にて、特産品キウイフルーツの復活に向けて本格的に栽培を開始し、キウイの生産、加工品販売を展開していく。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000127655.html
阿部翔太郎(あべ しょうたろう)

慶應義塾大学法学部3年、2020年より大熊町でドキュメンタリー制作や聞き書きなどの取材活動、町の特産品キウイフルーツの復活に向けた活動を行う。

<今までの経歴>
2020年 慶應義塾大学入学
2022年 大学を休学し、福島県浜通りに生活拠点を移し、取材活動などを行う
2023年 大学に復学

■今後の展望
大熊町にて、震災前町の特産品として知られたキウイフルーツの再生に向けて、キウイの栽培、加工、販売を行う法人の設立に参画。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000127655.html

お申し込みはこちらから!

この夏ハジメテのことに挑戦してみたい、人とは違う経験をしてみたい、大熊町に飛び込んでみたいそこのあなた!
ダイバーキャンプにぜひ参加してみませんか?

大熊町でたくさんの方々との新しい出会いがあること、ともに楽しい時間が過ごせることをスタッフ一同楽しみにしております。

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