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HOW TO嫁と行く初めての海外旅行⑤〜サンタモニカピア編〜

■HOW TO 時差ボケ

夕方ころにホテルの部屋についてすぐ、嫁はベッドに横になり言った
「今、寝ちゃうと体が日本時間のままになっちゃうから、寝ちゃダメだ!ここで寝ないで、夜まで動いてクタクタになってぐっすり寝て、体をアメリカ時間にするんだ!」
そのまま、ゆっくりと、嫁を瞼を閉じた。
「じゃあ、早く外行こうよ」
嫁を起こして、早速サンタモニカの桟橋へ。

■HOW TO サンタモニカの桟橋

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サンタモニカの海岸は暑いけど、唇がすぐかさつくほど乾いていて、風がふくと涼しくて、気持ちがいい。大きな夕日が海に沈もうとしていた。
いるだけで、機嫌が良くなる。

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桟橋には、ギターを弾いたり歌っているパフォーマーがたくさんいた。
みんな、頼んでもいないのに、勝手に、ムーディーな音楽を弾いて歌う。
桟橋を勝手にムーディーにしてくれている。嫁は「お腹空いたよーお腹空いたー」とずって言っていたが、それでもムーディーが優っていたように思う。

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謎の楽しい踊りをしている、ダンサーもいた。
ここだけ、井之頭公園をアメリカに持ってきたようだった。

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★HOW TOポイント
サンタモニカの桟橋、最高。絶対に行ったほうがいい。行くだけで、気持ちよくなる。

■HOW TOサンタモニカごはん

嫁が「お腹空いた〜お腹空いた〜」とさざ波くらい繰り返すので、
夕方5時くらいだったが、夕食を食べることに。
サンタモニカはロブスターが名物と嫁に教えてもらって、食べたいと思ってたら、桟橋の付け根に『ザ・ロブスター』という絶対にロブスターが食べれそうな店があったので即入店。(嫁曰く、観光客ホイホイのいい店らしい)

受付にブロンドのお姉さんがいて、こんな綺麗な人に接客してもらえるのか!と内心喜んでいたら、奥からヒゲの太ったおっさんがやってきて、おっさんに僕たちは引き渡された。アメリカの高め?のレストランでは、ウエィターが客に1人ずつついて接客すると嫁に教えてもらった。最終的にチップものその人に渡すらしい。
レストランからは、海に沈む夕日が見えてこれまたムーディーだった。
(写真には逆光で何も映っていなかった。)

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■HOW TOオーダー
オーダーは嫁が全部やってくれたのでよくわからない。メニューを指さしてればなんとかなりそうな感じだったが、英語が話せると便利そう。

■HOW TO生牡蠣
嫁がロブスターの前に、生牡蠣をオーダーしてくれて、オイスターベイという白ワインを飲んだ。
高かったが、すごく美味しかった。ニュージーランド産だった。
外国の生牡蠣という、お腹が弱い人間からするとかなり恐ろしいチャレンジだったが、結局お腹を壊すことはなかった。『ザ・ロブスター』の生牡蠣はお腹を壊さず食べれる!

■HOW TOロブスター

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生まれて初めてロブスターもたべた。美味しい。味はでっかいエビだった。せっかくなので隅々まで食べたいと思って、ロブスターのハサミの中の身も食べようとしたが、殻が厚くて手や歯では割れない。
「ハサミが割りたいので何か道具を貸してくれ」と、ウェイターのおっさんに言った(言ったというか、ジェスチャーで伝えた)ら、おっさんは、「OK」と言って、厨房に引っ込んだ。鋏か何かをもってきてくれるのだろうと思っていたら、小さなフォークをもってきて、ハサミの隙間にフォークをつっこみ猛烈な勢いで、中身をほじくり出しはじめた。おっさんが僕の皿の上に猛烈ないきおいで、ロブスターの身をほじくり出す。もうすぐ30歳になるおじさんがでっかいおっさんにロブスターの身を出してもらうのは、すごく恥ずかしかった。
ほじくりだされた身は細かくて、美味しかった。
ありがとう、おっさん。
生まれて初めて「おっさんがほじくり出したロブスター」を食べた。

■HOW TOチップ
お会計を頼むと、明細を渡される。そこに18%、20%、22%とチップを決める欄があり、満足度に応じてチップの額を決める。そんなにお金もないので、18%にしようとしたが、おじさんに感謝をこめて20%にした。
嫁にきいたら、よっぽど酷くない限り、一番下にはしないらしい。

■HOW TO旅先の出会い

レストランの隣に座っていた二人組が、たまたま日本人のおじさんで仲良くなった。外国で日本人に合うとすごく親近感を覚える。日本では飲み屋の隣の人と仲良くなるなんて、社交性のないぼくたち夫婦は絶対にありえないが、自然と仲良くなることができた。アメリカはすごい。おじさんたちも関西弁の気のいいおじさんだった。「フーバーダムが、すごいから行ってごらん!」など近場の観光地や旅の話をいろいろ教えてくれた。

店を出て、おじさんたちに、そのまま近所のラーメン屋に連れて行ってもらった。〆のラーメンだ。アメリカにもラーメン屋さんがけっこうある。味も日本で食べる普通のラーメンだったし、餃子もあった。ビールもサッポロ。ただ、値段が日本のラーメン屋の2倍くらいだった。おじさんたちがおごってくれた。うれしい。聞くとおじさんの1人は医者で1人はパイロットだった。すごい、おじさんたちだった。
パイロットのおじさんに名刺をもらったので、後日、一緒に撮った写真とお礼のメールを送った。
返事はまだない。

★HOW TOポイント
外国で日本人に合うとすごく嬉しいし、仲良くなれる!
日本では社交性が欠如してても、外国だとさすがに「日本」というでかすぎる共通の話題があるので、会話も盛り上がる!

■HOW TO夜の公園
夜10時。おじさんたちとラーメン屋で別れて、ラーメン屋からホテルに歩いて帰った。
途中、雰囲気の良さそうな公園にカップルを見かけたので、
「僕らも行くかい?」と嫁に言うと、
「海外の夜の公園にいくなんてダメだよ!!」
と、怒られた。
海外の夜をなめちゃいけないと思いました。

★HOW TOポイント
夜の公園は危ないから絶対に行っちゃダメらしい。
アメリカの若者はデートの時、どうしてるんだろう。夜、金がかからなくて、いいムードのところなんて公園以外にないんじゃないのか。


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