だんごむし
「旧帝」×「理系院生」×「体育会ラグビー部」の学生が何故就活で苦しんだのか??

「旧帝」×「理系院生」×「体育会ラグビー部」の学生が何故就活で苦しんだのか??

だんごむし

仰々しいタイトルで申し訳ありません。マーケティングのためです許してください。

今日は、僕の原体験である、就活のお話をノートに初投稿させていただきます。3000字くらいあるかもしれませんが、お時間あるときにお読みいただけると幸いです。(※文章自体は就活直後にFacebookにあげたものを編集してます

―――――――――――――――――――――――――――――――――

心のモヤモヤ


振り返ると、自分の就活は右往左往×2、迷い迷いの苦しい就活でした。なんとなく建築関係は違うなーと、いわゆる文系就職を決めたM1の夏。

自分も、周りと同じように、世に言う一流企業(年収◯、ブランド◯)に普通に行くんだろーなーと考えてました。というのも、自分の事を整理すると、構成要素として以下の3つがあったためです。

「旧帝」×「理系院生」×「体育会ラグビー部」という傍からみたら凄そうな肩書(プレッシャー)
・「この世は学歴社会」だと本気で信じ、将来の成功のために本気で努力していた高校生の頃の自分
・遺伝的にものすごく強い承認欲求(人から凄いと言われたい)

自分が就活で大事にすべきモノは端的に言えば、お給料だと思っていました。そのため、文系就活生がよく見るお給料のよい一流企業ばかりをはじめは見ていました。

しかし、心のどこかで何とも言えないモヤモヤも感じていました

『俺の人生、ほんまにこれでええんか、、、??』みたいな。(よくあるやつですね)


商社のお爺ちゃん


春になると、OBさん含む、多くの一流企業で働かれている方にお会いさせていただきました。大多数の皆さんは自分の仕事に誇りを持っており、尊敬の念を強く抱きました。それでも、心のモヤモヤは消えませんでした。

むしろ、あるOBさんの言葉が心のモヤモヤを大きくさせました。その方は、当時の自分にとって第一志望業界であった商社を定年退職されたお爺ちゃんでした。飲み会の場で就職の相談をすると、お爺ちゃんは自分にこう言いました。

商社には絶対に行くべきではない。

あまりに唐突なセリフに、自分はあっけに取られたのですが、お爺ちゃんは言葉を続けました。

『俺は商社でたくさんお金をもらった。割と面白い仕事もさせてもらった。でもこの頃思う。


俺は一体何がしたかったのだろう。

俺は誰の人生を歩んできたのだろう。


なに、お前は建築学科なんだろう。それなら、自分の建築の腕磨いて、その腕一本で社会に羽ばたいてみろ。その方が絶対に楽しいし、後悔しないだろう』


当時の自分はこの話を聞いて、『建築の腕磨いてないし、何でもええから商社で働いている人を早く紹介してくれいぃぃーーー』と思っていましたが、その言葉は頭の中に深く印象づけられました。


とはいえ時期が時期ですので、心のモヤモヤに蓋をし、更に業界を狭めた上で、お給料がいい企業に絞って就活をしていました。



先生になった同期


GWは時間を見つけて三重に帰り、高校の同期と久しぶりにご飯に行きました。「部活動の顧問になりたい」と学部卒で就職した彼らは、2年目ながらも立派な先生になっていました。

ハッキリ言って、先生のお給料はそこまで高くありません。それでも、生徒と真剣に向き合い、生徒の事を熱く話す彼らの目は自分には輝いて見えました。その時、こんなことを思いました。

「自分はこのままモヤモヤと向き合わずにお給料だけで就職をして、○○(同期)達みたいになれんのか、、、?
胸を張って○○達に自分の仕事、語れるのか、、、?

しかし、目の前には幾多の選考が控えていたため、結局心にモヤモヤを抱えたまま、就活を続けました。自分は嘘をつくのが下手です。モヤモヤの部分は選考対策へのモチベーション、何より選考中の自分の言動に出ていたと思います。

6月に入ってもその状態は変わらず、世に言うお給料のよい一流企業からの内定は0でした。



自分の人生を生きるOBさん


6/2は丸々予定を空けていたのですが、一日ドフリーになったので、ラグビー部の試合に顔を出しました。そして、信頼するラグビー部のOBの方がいらっしゃったので、諸々の就活の相談をしました。するとその方は僕にこう言ってくれました。

「確かに、会社の人生を歩んでいる人もいっぱいおるし、それは何ら悪いことではない。

ただ、少なくとも俺は俺の人生を歩んでいるけどな。」

そこから、その会社の考え方を教えてもらいました。

普通の会社は、会社のために働くことが普通で、会社は会社の利益を最大化させるために存在すると。ラグビーの名言で例えると「One for All, All for All」な関係性。

ただ、その会社は個人は会社のために働くのはもちろんだが、会社も個人の意思を限りなく尊重してくれると。ラグビーの名言でいう、まさしく「One for All, All for One」な関係性。

(例:退職を卒業と呼び、数年働いただけでも退職金を多くもらえるなど、仕組として個人の人生を応援するシステムが出来ていたり。もちろんすべてがうまくいっている訳ではないが。)


ラグビーをずっとやってきた自分だからこそ、この「One for All, All for One」という対等な関係性こそが、組織と個人の理想の関係性だと思っていました。

この時、仕事に対する尊敬の念とは別に、「自分もこう生きていきたい、ここで働きたい」という感情を、初めて強く抱きました。



自問自答


その後、今一度心のモヤモヤと真剣に向き合い、自分の構成要素に疑問符を投げかけてみました。

・肩書←変に縛られすぎていないか??周りからのプレッシャーに応える必要が本当にあるのか??


・高校生の自分←当時と今じゃ、考え方も持っている情報も違いすぎる。大事なのは「今どうしたい」って気持ちじゃないのか??


・承認欲求←自分は誰に凄いと思われたいのか??凄いとは一体なんなのだろうか??また、自分の中の大事な価値観は本当に承認欲求だけなのか??ラグビーに真剣だった自分は、承認欲求とは別に、「自分がお世話になった人に恩返ししたい」という価値観も大事にしていたからこそ、頑張れていたのではないのか??

そんな自問自答を繰り返すことで、自分はどういう人生を歩みたいのか、少しずつ掴めてきました。気付けば心のモヤモヤは消えていました。

自分は、「誰の人生でもない自分の人生として、自分が本当にしたいことを生涯通して行いたい」と思うようになりました(尾崎豊っぽいですね)。

そして、現時点での将来したいこと、それは地元・三重への恩返しです。自分は将来何かしらの形で三重に戻って、帰省する度に廃れゆく三重を元気にしたいと思っています。そのために、かつてそのラグビー部のOBさんが働いていた、個を大事にする会社でまずは力を付けたいと本気で考えています。

6/2以降は嘘偽りのないこの思いだけを語って、就活を無事に終えることが出来ました。これだけの個人的なわがままを言ってもなお働かせてくれるからこそ、この会社のためにも本気で働きたいと思っています。

長くなりましたが以上で就活の報告はおしまいです。


最後に勘違いをされたくないので言っておきます。

自分はお会いした、会社の仕事に誇りを持っている大多数の社会人のことを尊敬しています。

お金も大好きです。

ただ、自分にとって一番憧れる生き方、一番大事なものは少し別のところにあった、本当にただそれだけのことだと思います。

どんな人も自分自身が本当に大事にしたい価値観と向き合うことで、他人と比べることなく自分の人生に誇りを持って生きていける、そんな社会になったらいいなーって本気で思ってます。(綺麗事ですけど、本気です)

――――――――――――――――――――――――――――――――

以上です。お読みいただきありがとうございました。

この記事が参加している募集

就活体験記

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
だんごむし
人材系で裏方の仕事をしてます。 昔と今では、色々考え方も変わりましたが、全部自分です。