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浅香唯さんと僕たちの物語。

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「浅香唯」さんと、文字を打つと僕のテンションが上がります。僕たちの生活に、浅香唯。
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#掌編

続「浅香唯のドリームビリーバー 」番組ステッカーを夢見る日常。

続「浅香唯のドリームビリーバー 」番組ステッカーを夢見る日常。

【今までのあらすじ】

ラジオに初めて送ったメッセージが浅香唯さんに読まれ、ペンネーム「奥田庵」となった僕は、全ての活動ネームを奥田庵に変えた。
その後、楽しくラジオを聴いていた六月。新たに「番組ステッカー制度」が開始される。番組でメッセージが読まれた人の中から一名にだけ浅香唯さんがペンネーム、もしくは本名など、「書いてもらいたい名前」をステッカーに記入してくれるという企画。僕は、「奥田庵」になる

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ある老人の依頼。【短編小説】

ある老人の依頼。【短編小説】

宣伝用の動画を作ってほしいと依頼があり13時にその老人の家へ着いた。

車が1台分しか通れない狭い道を抜け、空き地を2つ挟んだ場所にその家はあった。少し壁にひび割れはあるが、どこにでもあるような一軒家。

インターフォンを押すと、老人が顔を出した。
眼光が鋭いが、特段威圧的でもない、白髪の短髪、紺のシャツにスエットパンツ。
「ご苦労様です」
と、僕に言った。
「よろしくお願いします」

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