中高生の歯の検診で感じた事 ①
今日もお疲れ様です!
オクチノニオイ歯科衛生士、柳澤弘子です^ - ^
今日はとある中高一貫校の歯科検診の日でした。
1000人くらいの生徒が居て、4チームで手分けをして検診を進めます。
歯科医が口腔内を診て、用紙に記入します。
3年連続で書記として行かせてもらっています。
ほとんどの生徒さんの歯は永久歯に萌えかわっている中で、
どの歯に治療跡が多かったのか?(処置歯)
どの歯に初期ムシ歯が多かったのか?(CO)
どの歯に新たなムシ歯ができていたのか?
観察していました。
中学生はチラホラまだ乳歯あり
親御さんがどこの歯を気を付けたらムシ歯予防に繋がるかなと考えレポートにします。
[処置歯]
過去に治療をした形跡がある歯の事です。
治療跡として多かったのは、やはり6才臼歯です。
どちらかと言うと下よりも上側に多かったように思います。
ここから予想出来る事としては
磨く技術も磨く手の動きもぎこちない6才では萌えたての歯を磨ききれなかった事からムシ歯になり治したのだろうという事。
大人でも上の歯は歯ブラシを当てる確率が低いので、保護者が仕上げ磨きをする時には上の6才臼歯が要注意だと考えられます。
[CO]
初期ムシ歯とも言います。ムシ歯になりかけていて、要注意という事です。
COはこれは6才臼歯もですが、12才臼歯が多かったです。
12才臼歯とは、6才臼歯の奥。一番奥に萌えてきた奥歯なのですが、大体中学生で萌える方が多いです。
ここから考えられる事としては
小学生の頃はまだ、親御さんの監視下で歯磨きもチェックできていたり、甘いものも管理できていたのが、中学生になり部活等でスポーツドリンクを口にする機会が増えたり、お菓子を口にする機会が増えたり、仕上げ磨きの管理が全くできなくなることで、萌えたての永久歯は速攻でムシ歯の危機なのです。
危機・・・それこそが初期ムシ歯なのです!!
このレポートは長くなるので分けてアップします!
明日に続きます。
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