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ナースの経験談⑤:仕事がもっと楽しくなる!?ストレス解消のための4つの方法


こんにちは、あゆみです。今回は、「職場でのストレスとうまく向き合うことができれば、仕事をもっと楽しく感じることができる」というお話です。


私たちは日常生活の中で常にストレスを受けています。私は、看護師として働いていますが、医療現場では他の仕事以上にストレスと向き合う必要があると感じています。ストレスとうまく付き合うことで仕事が何倍も楽しく、達成感を感じることができます。

私がなぜストレスが大きいと感じているかというと、命に関わる仕事からくる責任感、夜勤による不規則な生活、患者の介助に伴う身体的、精神的負担、コロナ渦による仕事量の増加など、ストレスを増加する要因があると感じています。

ストレスをうまく軽減しないと仕事へのモチベーションの低下が起こり、楽しく働けなくなってしまいます。実際、私も全くやる気が起きないということを何度も体験しています。

ストレスを発散させることで、仕事へのやる気が上がり、患者と接する中で生まれるやりがいを感じることができ、また仕事の効率も上がげることができると感じています。

この記事では現役ナースとして医療現場で働いていて、わたしが実際に実践して効果を感じているストレス解消方法を紹介します。

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1.看護師が感じる日常のストレスとは?

看護師が感じるストレスとはどんなことがあるでしょうか。

まず思い浮かぶこととして、夜勤による生活スタイルの乱れからくるストレスです。睡眠時間が不規則になり生活リズムが乱れるため、十分な休息を得られないということがありますし、食生活においても規則的に食べる時間を持つことが難しくなります。

家庭を持っていれば、夜勤前に仮眠できず、家事を行なってから出勤するママさん看護師の話をよく聞きます。

また、患者さんの命を預かるという点でもその負担が大きかったり、ミスが許されないと感じること自体が大きなストレスへつながることもあると思います。

私が感じるストレスとしては、夜勤や責任の負担が大きいということ以外もあります。

ナースの経験談⑤

一つ目は、忙しいと患者さん一人一人とちゃんと接することができなくなることで感じるストレスです。十分な時間があれば、患者さんへ手厚い援助ができるし、認知症患者へも余裕のある心で接することができるのです。
しかし、余裕がないとただの業務として患者さんと接するようになり、気持ちと現実のギャップでストレスを感じます。

二つ目は、スタッフのモチベーションが低い環境で働くことです。働いていると、不満ばかりが増えていき、その職場で働きたいと思わなくなり、その環境自体がストレスになります。スタッフが抱えるストレスがモチベーションを下げてしまうということにもなっていて、悪循環になっていると感じます。

三つ目は、寝たきりや介助が多い患者のお世話をすることによる体への負担が大きい場合に感じます。夜勤(約17時間)で夜勤の体位変換やおむつ交換は1時間以上かかり、それを4回する時があるのですが、そんな時は腰と心への負担を大きく感じます。

2.ストレスから生じる影響

ストレスを感じ、うまく発散できないとその感情は仕事やプライベートに対しても影響を及ぼすと感じています。

職場では、余裕が持てなくなると、イライラの感情が大きくなり、仕事に対するモチベーションが低下します。仕事へのやりがいが下がるだけでなく、仕事の効率も悪くなると思います。

プライベートでは、自炊や掃除をしよう、何か新しいことを始めようという気持ちを阻害してしまいます。

3. 仕事を続けるにはストレスの発散が必須

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看護師を続けようと思った時に、ストレスの発散方法を持っておくことはかなり重要です。

ストレスを小さくすることで、心に余裕が生まれ、患者さんやスタッフへも優しく接することができるようになります。また、仕事へのやる気が上がり、仕事が楽しく、達成感のあるものだと感じることができ、仕事の効率も上がると思います。

プライベートでも、仕事の疲れを引きづらないようにすることで、家事ができたり、自分の時間を充実させることに目がいくようになると思います。


4. わたしなりのストレスとの向き合い方

私がストレスを感じた時の発散方法をまとめてみました。
具体的な方法は4つあり、以下の通りです。

1.行動や感情を文字に起こす
2.同職以外の友人と話をする
3.自然に触れて深呼吸をする
4.趣味ややりたい事に取り組む

一つずつ順番に説明していきます。


①自分の行動や感情を文字に起こす

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なぜストレスを感じたのか自分の感情やなぜ感じたのか原因があれば書きます。書く=吐き出すという作業をするとストレスの原因がはっきりしてきて、それに対してどうしたら感じなくすむのか解決策まで考えると楽になります。

特に私は仕事でミスをしたり、うまくいかないことがあると、書き出すことでどうすべきだったのかがはっきりしてくるので気分がスッキリします。


②同職以外の人と会う

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友達など人と会って話をするということです。ここでのポイントは、看護師以外の友達です。

もちろん看護師同士で話した方が、仕事面でのストレスについて共感しやすいです。しかし、特に同僚との会話は多くの場合が、ただの不満や悪口で終わるように感じます。

同業者以外の人と話すことで違った視点からの意見ももらえるし、実はストレスに感じるほどのことでもなかったりするのです。

医療現場を職場にするとその空間だけの人としか接しなくなることも多いの、違う視点を持っている人へ話すことは大切です。


③ 自然に触れ合う、深呼吸する

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森林を見たり、その中を散歩したり、深呼吸をすることは気持ちを落ち着かせてくれます。私たちは無意識に、呼吸が浅くなっています。イライラしたり、気持ちに余裕がないと感じる時は、深呼吸をしてあげると気持ちを切り替える手助けになります。

私は、休みの日は公園に行ったりして緑を見るようにしいますし、勉強に集中できない時や疲れた時は深呼吸をしながら散歩をするとリフレッシュになります。


④仕事以外で趣味や、やりたい事を見つける。

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仕事がストレスになっている場合は、もはやそれ自体を考えない時間を作ることです。それは、趣味でもいいし、とにかくそのことしか考えない時間を作ることです。

私は、noteや英語学習、ストレッチ、遊ぶ予定を考える、ということをすることで仕事を考えない時間になってます。

5. 色々なストレス解消法があってもいい、自分にあう方法を持つことが大事

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今回挙げたストレス対策は私に対して効果があるというものであり、確かにストレスを発散する方法は他にもあると思います。人によって、対策方法も様々で、自分のなかでの発散方法を見出してる方も多いだろうと思います。

しかし私の中では原因の言語化こそがストレスを取り除く最適方法だと考えています。
特に、気持ちや行動を文字に起こしたり、友人へ話をするということでストレスを明確にし、何で自分が辛いと感じているのかを理解することが重要です。

私の中では、最も効率の良いストレスの解消方法が上記の方法なのです。

この方法を用いてストレスと向き合う事で、日々の仕事により達成感や充実感を得ることができると私は思います。


まとめ

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どんな仕事でもストレスを感じることは必ずあります。そんな時にストレスとどう向き合うかがとても大切です。

ストレスとうまく付き合う方法を知っておくことで、ストレスが蓄積することを防ぐことができるからです。ストレスによって、私たちの仕事やプライベートは辛いものにも、楽しいものにもなるのです。

ストレスを軽減することで、看護師という仕事が楽しい、やりがいのある仕事だという気持ちを持って働くことは、スタッフとの良好な関係が作れますし、患者さんへより良い看護を提供することにもつながると思います。

私にとっては、特にストレスの原因の言語化は効果は絶大です。


看護師職の方はもちろん、それ以外の職業の方も、ストレスを感じた際はぜひ今回の方法を実践していただければ幸いです。


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