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早期帰国を決めて今思うこと

こんにちは。

さて、アメリカに来て半年。
最近とにかく痛感していることは、【目標設定の大切さ】です。
何をいまさら、何歳だよ…と言われそうですが、これって口で言うのは簡単ですが、実際にちゃんとできてる人ってかなり少ないんじゃないかと思います。
私も含めてね。

私は英語の4技能の中で話すことが一番苦手で、それが長年のコンプレックスだったので、とにかく【スピーキングスキルの向上・通訳スキルの習得】を目標に職業訓練校(日本の企業です)に留学しました。
でも、これだと目標設定としてはだいぶ甘かったと思ってます。

英日の映像翻訳者になる!絶対にトライアルに合格する!って決めていたときは目標が超クリアだったので、そのことだけ考えてひたすら努力すればいいから毎日ハッピー、そのことだけに集中していたらあとのことはマジで何も気にならない!っていう状況でした。

でね、この【○○になりたい!○○になる!】っていう目標設定が甘いと、モチベーションや人生の楽しさが学校環境・職場環境・人間関係の悪さ・生活のしにくさとか、そういう外の要因に左右されまくりやすいです。自分の目標にまったく集中できないってことが起こります。っていうか、目標がないから、いかに外側が自分にとって心地いいか、しか目がいかないですよね。

それが私の今です。

スピーキングスキルの向上って何それ?ってことなんですよね。
日本にいてもできるし、ちゃんと測れないし、なんなら一生やり続けないといけないものだし。

渡米前に、長年すごく尊敬している人と食事をしたとき、【アメリカに行ってちゃんと成長できるかな?行く意味あるかな?】ってポロっとこぼしたんです。
そのとき、【1年後にこうなりたい!っていう目標がちゃんと決まってないから、今そんな言葉が出てくるんじゃない?】って言われて。

そのときは、そうかな~でも、まあ、行くことに意味があるし、行ったらなんか変わるよね!と軽く受け流してしまいました。

【留学とは、行ったらきっと何かしら人生変わる、っていう心持ちで行くのが一番ダメ】って、もはや誰もが知る常識ですよね…。
私はなぜ、それを知っていながら自分なら大丈夫と思っていたのか、すごく不思議です。

39年間生きてきて、暫定で一番楽しかった時期は大学院時代ですが、実はそのときも、入学時に目標設定がしっかりしていたとは言えませんでした。だから卒業後、ちょっとダメダメな時期に突入したんですが。
でも大学院時代は、たまたま、本当にたまたま運よく、校風、クラスメート、先生、バイト仲間、授業の質など全部に恵まれていました。

人生が楽しくなるか否かは、【こうなりたい】という自分の目標に向かって行動できているかに尽きる。
目標がないときは、人生の楽しさは周りの環境に左右されるからただの運任せ。

今、帰国後にどうなりたいかを毎日めっちゃ考えてます。
字幕は作り続けたいけど、もっと新しい目標というか、生き方というか…。

これだ!というものが見つかったときって、本当に目の前がパッと明るくなって、過去の悩みが全部消え去って、毎日楽しくなるんですよね。そうすると周りの人も変わるし、自分も変わるし、それにその目標は絶対に達成できます。これは体験済みなので、あとは死ぬ気で探すだけです。

時間は未来から過去に向かって流れている、とはよく言ったものです。

さて、あと数カ月。がんばって楽しんでいこうと思います。
今日もお読みいただきありがとうございました。