見出し画像

世界のワーストトイレが更新された話(当社比)

しばらくはポチポチと世界一周やこれまでの旅について書こうかなと思ってます。

順番かなり前後しますが、今回はタイトル通り、トイレの話です。いきなり汚い。(スミマセン)

これまで32カ国旅をして、様々なトイレに出会いました。寝台列車での線路へ垂れ流し、ステイ先や招待された家でもぼっとん、サファリでは青空トイレ、など。

中でもこれまでのワースト1位だったのは、カンボジアの世界遺産・アンコールワットの近くのトイレでした。お金を払って使用するトイレで、しかも有名観光地の一番近くのトイレなのにも関わらず、とにかく汚い。信じられない。一刻も早く用を足して出たい。という感じ。

しかしそれも長くは続きませんでした。世界一周中に、それに勝るワーストトイレが2つも現れたのです。そのトイレとは…

◾️第2位:「暗闇の床」

ルワンダからウガンダへのバス移動の最中。国境付近のトイレ。フローレンスが案内してくれたトイレです。フローレンスとは、ルワンダの出国手続き後にどこへいけばいいかわからず道に迷ってたら助けてくれたおばちゃんのことです。ウガンダの入国手続きの時も、私の番が終わるまで近くで待っててくれました。優しい。彼女はルワンダ出身ですが、家族とウガンダで暮らしているそうです。で、本題のトイレですが。近くにいた男の子に場所聞いてくれて、一緒について来てくれて、「ここよ」って案内されたのは、電気のない個室。天井はちゃんとあるので、真っ暗です。中に入ると、バケツが1つ。あー、出た、またセルフで流すぼっとんタイプね。と思っていたら、

穴が、ない。便器がないとかじゃなくて、ぼっとんの穴すらないのです。つまり、ただの床。

さすがにえ?と思っていたが、フローレンスはすでに用を足し始めている。しかもドア閉めちゃうと何も見えないので、半開き状態で。私も膀胱は限界なので、そのまま一緒に暗闇の床へ。

◾️第1位:「縁石の向こうへ」

第2位に続き、ハガレンのエピソードタイトルにありそうなかんじになってしまった。こちらも同じく、ルワンダからウガンダへのバス移動の最中。2位のトイレで十分ショックを受けたわけだが、次のトイレも中々…いやそれ以上でした。こちらのトイレもフローレンスが案内してくれた、屋根のない青空トイレ。男女にブースが分かれているものの、入口には扉がなく、場所によっては中から道を歩いている人が見える。入ると、そこそこ広いスペース。個室はない。縁石みたいなのが、コの字型に並んでいるだけ。ん?どこでするんだ?と思っていたら、フローレンスが、徐に縁石の上にしゃがんで、縁石の向こう目掛けて用を足し始めた。なるほど!!!!他の女性も、グラマラスなお尻を露わにしながら用を足している。強い光景だ。私も従って、縁石の向こうへ

ちなみに図で描くと、こんなかんじでした。オレンジ部分にめがける形です。

画像1

というかどちらのトイレも、ティッシュがないのは分かってはいたけど、捨てるところももちろんなかったから、使用済みティッシュをビニール袋に入れて持ち帰るのが地味につらかった。

たった一度の移動で、記録はあっさり塗り替えられました。(当社比)

これまでのワーストトイレをまとめると、

第1位:ルワンダーウガンダ国境間の「縁石の向こう」
第2位:ルワンダーウガンダ国境間の「暗闇の床」
第3位:アンコールワット付近

今後はこのランキングが更新されないことを祈ります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?