無理をしたら、辛かった、辛い思いをした/させてしまったお話
この一週間、立ち止まって考える時期にいました。会社もブランドも、自分自身も、止まって考え抜きました。結果、関わる人が幸せになるブランド・会社を育てたいと。当たり前そうで難しいことなんですよねこれが。
💔ものづくりが辛くなってしまう
日々課題はあって、その度に悩んで解決策を探して。その時に、ブランドとしてこの日に販売開始したいから、という理由で納期をなんとかするのは、違うなと感じました。納期をなんとかするということは、縫製師も工場も苦しくなって、仕事が辛くなって、追い込んでしまうんです。職人さんって、「こうできますか?」と言われると断れる人は少ないような気がしています。その時はできると思うんだけど、やっぱりみんなそれぞれ事情があるから結局無理をしてしまう。誰が悪いとかではなく、自分が焦ることでものづくりしている生産者が自分の仕事を楽しさを感じられなくなたり、疲れやストレスを感じてしまったりしてしまう。
本末転倒じゃん!
と、気づくわけです。私たちは今、こうやって気づけたことで、改善ができる。好きなことを仕事としてやって、みんながわくわくしながらつくったものをお届けする。
従来のアパレルは、これができなかったんだろうな。短い期間で工場や生産側に無理を押し付けて、新商品の流れを早く回して、売り上げたてて。もちろん、利益が出ることは大切。だけど、そのやり方では通じないのが現代だと思う。
🤍サステナブルは人間の心も含むんだ
私たち(z世代以降)は、生産過程・生産者・生産地をよく見ているし、サステナブルを様々な視点から考えているからです。サステナブルって素材やエネルギーという話が浮か美ます。私は、人道的な部分での持続可能性が最も大事だと思います。
日々の仕事で、群馬県の工場に訪問をするのですが、やはりアパレル業界は厳しい。仕事を発注している会社・ブランドが不景気だから、受託を受けている工場の仕事も減っている。平常時でも、会社・ブランド側のシビアな仕事内容や納期や予算が工場を苦しめていた現実もあります。
そんな状況の中、私が訪問をさせていただいた工場の経営者は「未来は見えないけれど、まだ諦めていない」と語ってくれました。工場や職人さんは地域に眠っていて、見えていないけれど苦しみながら進もうとしている。
🌍関わる全ての人が幸せを感じるブランドにする
と決心しました。今からそうなれるわけではないけれど、必ずそういうブランドに、自分自身もなっていきたい。
つくる職人も、ブランドを経営する私も、スタッフも、地域も、手に取るお客様も、興味を持ってくれる人も、みんなが幸せな感情を抱ける存在になりたいと思います。
こんな素敵なブランドをつくるには、まずは私がそういう存在になる必要があると思う。必要という条件ではなくて、私はそういう人間になりたいです。
読んでくれている人、友人・家族、どう感じているかな。きっとまだまだ未熟者だけど、しっかりと大切な人やものを愛せるような人でありたいです。
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