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TOEIC300点台の僕が 『公用語が英語』 のラボに入った結果。

僕は現在大学院に通っています。

研究室には留学生がたくさんいるので、
基本的にラボの中での会話、発表、連絡は”英語”。

僕が学生時代から一番苦手だった教科は英語です。
謙遜とかではなく、マジな方で一般人以下の英語力です。
(過去にTOEIC300点台を取ったのもマジ笑)


そんな僕は、今英語が話せるようになりました。

あ、ちょっと誤解を生むかも...

英語を使って会話ができます!

のが正しいです。(笑)


そんな僕が、どんな成長をして、英語で会話ができるようになったのか。
1番大きかった壁は何なのかを、今日は書いてみました。

あ、ちなみにこれは、
あなたに英語の知識がそんなになくても劇的に変えられる事です


聞き取れない不安

ラボに入って、外国人の人と話して1番最初に感じた事。

Aさん「〜...〜...〜...!(流暢な英語)」
僕「...(^_^)!!」(訳: うおぉぉお全然わかんねぇ!!!途中まで何となくわかったけど、結局わかんねぇ!!)

まず1番最初に感じた感情は『不安』!

何を言ってんのかわかんねぇ!!
でも相手は一生懸命話してくれてるし、でも俺は答えれないし...
あ、今から答えないといけないのか...

「あっ、あっ、yes...」

って感じです。

これ、もう最悪ですよね。(笑)
自分もすごく惨めになるし、相手にもなんか不安さが伝染して、会話した事自体がすごくイヤな時間だったみたいになる...

あぁ、なんで会話できねぇんだろう...


あれ、『出川イングリッシュ』(イッテQ)の出川さんって、外国人の人とめちゃくちゃ会話できてなかったっけ...?


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英語が話せない一番の理由

僕的に、英語で話す事から距離をおいてしまう一番の理由は明白で

完璧じゃない物を他人に披露するのは恥ずかしい。

っていう感情だと思います。

これ、日本人の特性なのか分からないですけど、
完璧じゃないのに何イキってんのww
みたいな風潮がある気がします。

実体験で言うと、
会話中にちょっと変な文法や単語を話したぐらいで、バカにされる事とか滅多にありません。


例えばの話、

5人集まって、1人が『たえ子さん』の話をずっとしている。
話の流れで『たえ子さん』の事を『あき子』と一回間違って呼んだ。
でもみんな『たえ子さん』の話をしてるのは分かっているのでスルー。

そこで登場する、たまにいるうっとおしい嫌われてる奴。
「え?今、あき子って言ったよね? たか子さんの話だよね?」


黙れ。全員わかってそのまま話聞いてんねん、いちいちおもんない割り込みで会話止めんな、空気読め。

って思いますよね。(笑)

一緒です。
文法をちょっとミスったからと言っていちいち言ってくるやつなんてそうそういません。


不完全な英語を喋る事に、すごい抵抗感があると思います。
でも会話は話し手だけ頑張ってる訳じゃなさそうです。聞き手も理解しようと頑張っています。

違う言語となれば、伝わんなかったら全責任は自分にある...
みたいな感情になっちゃう...

このループから抜け出さねば...!



1番最初に超えるべきだった壁

本題。じゃあ何が1番会話することにおいて大事なのか?

僕がやってみて感じた1番大事な事は、

自分の不完全なクソ英語を披露する事への抵抗をなくす事

です!!
断言します、英文法、単語、会話表現、全部勉強するより
とりあえず相手と長く喋る事が1番早いです!!
相手がいない場合、鏡とかに向かって1人で僕は会話してます。(笑)


たとえ全然会話の意味が分からなくても!!

そりゃあ最低限の単語や文法は知っとかないといけないけど(I don't knowとか笑)、正直、会話なんて高校で学んだ英語があれば十分にできます。
現に僕は、今でも英語力がクソです。(笑)


ただ、会話をする上で頭の片隅においていて欲しいことは

会話の内容がわからない事が、そんなに悪なのか?

って事で

例えば普段の日本人との会話で、相手が喋ってた事が聞き取りにくかった時

A「...でさ〜」(ちっちゃい声)
B「...え、なんて?」
A「あ、そのコウジがさ〜」
B「待って、コウジって誰?」

みたいな会話、ありますよね。


別に普通じゃない...?

普段、なんかよく聞こえなかったら聞き返すし、わからない言葉が出てきたら質問しますよね。毎日使ってる日本語でも、わからない事があるのは毎日だし、完璧に全部聞いてるわけじゃないし。


でも慣れてない言語で、ちょっとでも聞き取れない箇所があると

(やばい...!!attendって何...?えっと、うわ、もうめっちゃ話してる...あぁもう終わりだ...)

みたいになります。(笑)

日本語で小難しいクソほどおもん無い話を聞かされた時。「あぁ、そやな。」って
ほとんど意味もわかってないのに平気で答えれるのに。

でもこれめっちゃ気持ちがわかって、何を言ってるかもわからない事に対して、
答えれない自分が怖いんですよね、多分。


なんとか自分の知ってる言葉とジェスチャーで話す出川さんこそ、1番最初に見習うべき人だった...


わかんない時の答えは「わかんない。」

じゃあ、とりあえずなんか答えれるようになればいいんじゃないか!!

マジでこれに尽きて、とりあえずなんか答える、質問する。

「え、もっかい言って?」(What's that?)
「〜って何?」(What is〜?)
「え〜っと、俺の言った事って伝わってる?」(Am I making sense?)

みたいな...笑
自分で思い返してみても中学生みたいな英語しか使ってないな。(笑)

聞き取れない事実に対して、答えることは、
「ごめん!分からんかった!!もっかい!!」
しか無い!!!(笑)

最初から綺麗に全部理解して、流暢に喋れるはずがなかろう!!(笑)


そしたら向こうもわかりやすいように言い直してくれるし、
このご時世、翻訳機を使ったり画像を見せてくれたり、なんとか伝えてくれる。

でも毎日そればっかじゃ悔しいから勉強するんですけどね。(笑)


するとですね...

めちゃくちゃ会話が楽しい!!!
違う言語を使って、意思疎通が取れる!!!スゲェ!!おれカッケェ!!

ってなる!!(ジェスチャー、ぐちゃぐちゃの文法と単語ばっかりだけど。)


気づけば、話している内容の8割が分からなくても何とも思わなくなった。(笑)


「Ahh... As you know, I could not catch up almost of your meaning. What is 〜?」
[あぁ... ご存知の通り、(僕の英語力では) 君の話の意味がほぼ分かんなかった笑 〜って何?]

もうこんな事ばっかりだ。(笑)
(いつも迷惑かけているラボの皆さん、すみません。)

でも都度都度相手は笑いながら返してくれるし、
何?って聞くと教えてくれるから流石に覚えてくる...


なんだ、ここから教科書読んだ方が早いじゃん...


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