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カーネギー「人を動かす」を読んで【コミュニケーション=コーチング】#532

おはようございます。

4/11 日頃から学び、実践しているコミュニケーションについて、それが他の人の人生に役に立つって感じる瞬間、自分の中で貢献感を強く感じれて、嬉しく思う おこめさんです。

コミュニケーション系の本を手に取ることが多いのですが、ほとんどがコーチングで学んだことにつながります。

そういうときに改めてコーチングは対人関係スキルとしてかなり整ったものなんだということを感じます。

コミュニケーションについて書かれた本の中でも特に世界中で読まれ続けてきた本「人を動かす」にも最近手を出してみました。

その内容もかなりコーチングの要素が入っていました。

どの部分がそうなのか、今日の記事ではまとめてみようと思います。


おこめさん→10年の公立中学校勤務を経て独立。公立学校を外側から支えるために、オンライン塾を設立・運営。子ども~大人までを対象としたライフビジョンコーチとしても活動。半年の育休を取得した朝活大好き2児のパパ https://lit.link/okome800


▼人を動かす

デール・カーネギーが1936年に自前の教材と講義の速記録に改良を加え出版したのが『人を動かす』です。それまでに積み上げてきた25年間の話し方講座の経験と15年間の対人関係の教材づくりの経験、それらを一冊の書籍にまとめたものが、この本です。

このように、カーネギー自身が話し方を生徒に伝える必要性にかられ、そのためのスキルやマインドを過去の書籍や経験から体系立てて作っていった本なのです。

ただ、あくまでも話し方講座に関する書籍で、決してコーチングについて書かれた本ではありません。(まだ当時はコーチングという手法自体も明確に確立されているわけではなかった)

▼目次とコーチング

・人を動かす→人の立場に身を置く
・人に好かれる→誠実な関心を寄せる、聞き手にまわる、関心のありかを見ぬく
・説得する→しゃべらせる、思いつかせる、人の身になる
(書籍の大項目→小項目)

ぱっと見ただけでも、これだけの項目がコーチングにも関連する部分です。

以下少し詳しく説明します。

・人を動かす→
【人の立場に身を置く】
コーチングで大事にされる視点として、「もし自分が相手と同じ人生を歩んでいたら、どう感じるだろうか」があります。
ただ話を聞く(見た目上の傾聴スキル)だけではなく、その奥にはこういうコーチとしてのマインドが大切とされています。

そして、このことが様々な対人関係の土台となり、例えば自身の子どもやクラスの生徒、職場の部下とのコミュニケーションにおいて、非常に大切となります。

・人に好かれる→
【誠実な関心を寄せる、関心のありかを見ぬく】
これは相手が関心を寄せるものに関心を持つ というコーチとしての関わりかたに関係しています。

ただ自分が興味のあることについて聴いていくという質問ではなく、相手が真に関心を寄せているものが何かというところにコーチは関心を持ちます。
(ダイエットをしたい!→その奥にはどんな思いがあるんだろうか、なんでそう思うに至ったのだろうか、その結果どうなりたいんだろうか など)

【聞き手にまわる】
コーチングは相手を強制して動かすスキルではなく、相手の思いに徹底的に寄り添い、相手の思いを軸に具体的な一歩を踏み出すための勇気づけやその実現のためのステップを描くことを大切にしています。
そのためにはこちらからの提案はほとんどなく、ただひたすら相手の聞き手にまわります。


・説得する→
【しゃべらせる】
聞き手にまわる、とも近いのですが、コーチングをすすめるにあたってはクライアントが安心してなんでも話せる関係性が非常に大切になります。”この人は話を受け入れてくれる、押し付けたりしない” そういう感覚があってこそ、人はポツリポツリと内面について話すことができるようになります。
しゃべらせる(〇〇させる)という語彙ほど強い感覚ではないにせよ、コーチングでもクライアントがいかに話しやすくなるかどうかに配慮します

【思いつかせる】
コーチングでは「話を聴いてもらえてすっきりした!」で終わらずにあくまでも行動に焦点をあてています。
行動し、その結果どうだったかを振り返り、さらに次の行動を考える
その繰り返しによって実際にクライアントの成果につながったり、行動の変容があります。ビジネスの世界でコーチングが必要なスキルとして認められている背景にはこのような部分もあります。(GoogleやYahoo、メルカリでも導入されています)
そして、実際に行動に移すために必要なことは、自分が望んでいることを納得感をもとに行動計画をたてていくことです。大事なことは自分が思いつくことです。そのためにコーチは様々な視点から質問をなげかけていきます(他にはどんな方法がありそう?どれだったらできそう?いつまでにやりたい?)

▼改めて

コーチングにはコミュニケーションの土台となるさまざまなスキルや考え方が入っています。

実際にコーチングをその手法が確立されていく過程からみると、コミュニケーションが円滑に進むために開発・発展してきたものをさらに体系だってまとめたものだとわかります。

コミュニケーションについて学ぶ際には、とりあえずコーチングを学ぶ という形で問題ないのかなと感じます(コーチになる、ならないは別として)

▼すぐコーチというスクール

そんな流れでコミュニケーションの質をあげるためのコーチングスクールをはじめました。

パッと学べてすぐに実践できる「すぐコーチ」です。

はじめました、とあるように すでに0期生に対しては全8回講座を終えたところです。(参加者は子育てママさんや小学校の先生、不登校支援をされている方)

そろそろ1期生を募集しようかと思っています。

4名限定となりますので、少しでもコーチングに興味があるって方はお気軽に連絡ください。(ohakoya2021@gmail.com)

詳細をお送りします。


これについてはあくまでも大人が対象です。
(できれば子どもに関わるすべての大人にコーチングを知ってもらいたい)

ということで、今日からしばらくはすぐコーチに関する記事をいくつか投稿させていただきます(はじめたきっかけや、その必要性、今後に描く未来について)


今日の記事の結論はコミュニケーション→コーチングを学べばいいんじゃない?というものでした。

今日もここまで読んでくださってありがとうございました。


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