ゲーム会社の大企業と中小企業のメリット、デメリットを紹介
どうもゲームディレクターのおこめです。
今回はゲーム業界に就職する際、大企業と中小企業、どちらがいいか、
それぞれのメリットとデメリットをお伝えしたいと思います。
1.給料について
大企業の最大のメリットは、高い給料と福利厚生です。
特にボーナスの支払い額での差が大きいです。
中小企業、ベンチャー企業はボーナスの支払いが年1~2ヶ月程度で、
業績次第では0~30%ということもあります。
大企業も売り上げに左右されますが、年間で2ヶ月以上は支払われる会社が多いです。
また福利厚生についても、大企業では住宅手当が支給されたり、
リモートワーク準備金が用意されたりとかなり手厚いですが、
中小、ベンチャーでは最低限の福利厚生のみという会社が多いです。
2.仕事内容について
仕事内容についてですが、企業サイズが大きくなればなるほど、
業務は細分化され、専門性を求められます。
大企業のプランナーは、企画、レベルデザイン、スクリプトと、
それぞれの分野でそれだけをやる班にわけられてる場合が多いですが、
中小、ベンチャーのプランナーは、一人の人材が企画、レベルデザイン、スクリプトと複数の分野を担当します。
もちろん特化した人材もいるのですが、若手の期間はマルチな仕事をすることになります。
3.個人の成長について
大企業と中小ベンチャーの大きな違いがキャリアの歩み方です。
大企業は分野が細分化されているので、専門性を上げやすいです。
そして最先端の技術に触れるチャンスも多いので、
スペシャリストを目指す人には非常に良い環境です。
その反面、その他の能力を伸ばす機会が少ないです。
例えばゲームディレクターになりたくても、なるために必要な経験をえれる機会が少なく、外からきた中途のディレクターがプロジェクトを管理するということが多いです。
また大きく長いプロジェクトが多いため、2個のゲームを担当したら3年たっていたということもあります。
中小ベンチャーについては、人材が豊富にあるわけではないため、一つのことに専念していられる可能性は低く、マルチな働きが求められます。
そのため、スペシャリストになりたい人も、管理業務を任されます。
プロジェクトも複数あり、一人が複数プロジェクトを担当します。
プロジェクト数が多く流動的なため、活躍が認められれば若くしてもリーダーを任されるチャンスがあるのが利点です。
4.まとめ
大企業と中小ベンチャー企業のメリット、デメリットを解説してきました。
大企業のメリットは給料が高く、専門性が高い仕事ができます。
デメリットは、仕事の幅が狭く、その他の能力を伸ばす機会が少ないです。
中小ベンチャー企業のメリットは、仕事の幅とプロジェクトの流動性が高く、マルチな経験ができます。幅広い能力がみにつくので、管理者になるチャンスも多いです。
デメリットは、ボーナスが少なく、自分の領域外の仕事を任されることもあります。
大企業、中小ベンチャーどちらも良い点があります。
自分の目標をきめて、より良い道に進めるヒントになれれば幸いです。
以上になります。
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