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「名無し」という名のマガジン

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2021年12月の記事一覧

92. 運命というものが存在するならば

92. 運命というものが存在するならば

先日、人生で初めての内見で訪れたマンションは事故物件だった。
立地、設備、賃料と様々な観点からみてもとても優良、もうここに決めようかと思っていたのは前日のこと。
内見当日、ふとマンション名をググったところ大島てるさんのサイトがヒット。
そのマンションの1室で死体遺棄事件があったとのこと。
この情報を手に入れた上でとりあえずは内見に向かった。
住む住まないは別にしてもマンションを訪ねるだけでも何かよ

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91. 選ぶことができるということ

91. 選ぶことができるということ

死ぬことへの恐怖はさほどない
ただ、死にたい時に死ねないことは恐ろしい

なんらか嫌な目に遭うことへの恐怖はあまりない
しかしながらそれから逃げられないことはとても恐ろしい

好きな場所がある
好きな食べ物がある
ただそれらのみを享受して生きねばならない人生は恐ろしい

選択する自由がないこと、これほどおそろしいことはない