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齢42になった:大人とはなんぞや

さて、42歳になった。
抱負は特になく、なるべく健康に機嫌良く平和に暮らしていきたいと思っている次第。あとうちのくろねこが元気でいてくれれば。

42歳になった感想は特にないが、40代に突入して2年ぐらいたったと思うと多少の感慨があるといえばある。といっても「大人になったなあ」とかいう程度のこと。ちなみに30代になったときは特に大人になったとは思わなかった。年上が多い環境だったということもありまだまだ若造扱いだったし、自分も特に意識することはなかったけれども、40代はさすがに大人感が出てくる。いや遅いんだろうけど。代謝もおちて痩せにくくなったし、白髪もちらほら。長年の不摂生でシミもちらほら。

とはいえ若さを維持したいとか取り戻したいというような、焦りといったことはあまり感じていない。若い頃に戻りたいなどとも1ミリも思わない。
大人になったら楽ちんになったことが多すぎる。私にとっては。

若い頃にはアトピーの後遺症でガサガサだったお肌は落ち着いて人並みのスキンケアで間に合うようになったし、恋愛やら仕事やらで乱高下していたメンタルは低め安定になったし(当社比)、阿呆のように働いてボロボロだった食生活も在宅勤務になって自炊できるようになって少し時間にゆとりができた。毎日お酒を飲み歩き、ほしいものだらけででも適わずにストレスを感じることもなくなって、美味しいワインを自宅で週末だけ飲むようになった。

まあ、コロナ禍とメンタル崩壊による通院開始という大いなる原因が転機になったことを思えば大きな代償を払ってはいるので、一概に良いことだけでもなかったけれど。それでも戻りたいとは思わない。逆にやりきった、一旦燃え尽きた感はあったのかもしれない。

では大人とはなんぞや、ということだけど
・自分の機嫌を自分でとる。
・自分の体力やら体調を把握して無理無茶をしない。
ということなのではと自分では思っている。そういう意味で少し大人になったということで。

目標やら抱負はなくても、最近やりはじめたようなことはちらほらあって。

毎朝ストレッチしている。
30分だけ身体全体を動かすストレッチを再開した。仕事が忙しくなったときにやめてしまって以来習慣が途絶えてしまったけれど、あまりにも全身ガチガチでなんだか動きまでギクシャクしてきたような気がしてまたはじめた。
といってもYouTube見ながら動き真似してあちこち伸ばしているだけなのだけど、極度の運動不足だったのでそれでも筋肉痛になったりしている。
「自分の身体を一応思い通り動かせる」という状態にしておきたい。

早起き
朝活というような良いものでもなく、うちのくろねこの朝ご飯が5:00なので、張り切って起こしに来るといういたく消極的な理由によるものなのだけど、どうせ起きてしまうので家事やら用事やらは朝終わらせることが多くなった。やり残している焦りが日中無いのは良いし、ゴミの出し忘れが激減した。たまにあれこれやりすぎて仕事前にすでに疲れていることがあるのが難点。

服を断捨離
純粋に古びてアレだったり、ワンシーズン着たけどもうあることも忘れていた、みたいなものや悪くないんだけどもうなんとなく似合わない、みたいなものを状態により捨てたり寄付したりした。結構減ったけど、やっぱり古くてもなんでも好きなものは残るのだなあと思ったり、新しい服がほしくなったり。

ちなみに服については断捨離した後、若干迷走していたものの、現在はとあるお店の古着にドハマリしている。服にストーリーがあるような気がして素敵極まりない。これを自分が着てもよいのか、着ることを考えるだけでときめくというのは新しい感覚だった。服についてはまた別途記録したい。

まあ、ユルく平和に暮らしていくには仕事やら多少の体力と健康が必要になるお年頃になりましたね、ということで1年また生きていこうと思います。

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