【肩こり首こりの話②続皮膚】

今回も家に居ながら「身体を軽く、楽にする」きっかけになれば良いなと思い、前回に引き続き肩こり首こりを皮膚編の続きとして紹介できたらと思います。
前回、皮膚の説明の途中に痛みやコリの発生の仕方を簡単に書いていますのでまた読んで見てください。(皮膚もすごく重要な面白い器官ですので、是非読んでください。笑)

皮膚の癒着が循環の妨げになる。

それであって、特に動きが悪くなりやすい部位は、節目であったり繋がりの接合部であると話しました。
今回は、特にパソコンやスマホを触る機会が特に増えていると思いますので特によく使う、親指に焦点を当てていこうと思います。(母指と呼ばれる部分ですが、ここが原因で腱鞘炎や肩こりになっている方は多くいます。)
今回は親指周りの皮膚を使って改善していこうと思いますが、親指周りの筋肉にフォーカスした調整方法はまた次の機会に更新していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

まず親指は、
屈曲⇄伸展
内転⇄外転
対立⇄復帰
と、多くの方向に動くことができます。
(組み合わさるとより多くのパターンがあることがわかると思います。)

例えば、親指がなければモノを「掴む」ということは困難です。一度やってみてくだい、挟むことはできても掴むことはできないと思います。親指が機能することで複雑な動きが可能になるということです。

他の指よりも便利に使えるので、酷使されやすいということです。

親指を使いすぎると、他の指にも負担がかかってきますので、まずは動かしやすい状態に戻してあげて、全体が滑走し循環するようにしてあげましょう。

それでは癒着をとり循環する簡単な方法を紹介します。(隙間時間でやってみてください)

人差し指の手の甲の部分の中心部(親指との間の水かき部分の横)を、反対の人差し指と親指で摘みます。
少し上に引っ張りあげ(5mm程度で十分です)、指先と手首の方向に5回ほどスライドし、パッっと離してあげます。
反対の手も同様におこないます。
(摘んで動かす時には摘む力はほとんど入らないように、痛みがない状態でおこなってください)

指をタイピングのように動かしてみてもらうと、やってない方と比べて非常に動きやすくなってると思いますので是非やってみてください。
効果が薄い場合は少しずつ場所をずらしてやってみてください!

皮膚のつっぱりをなくし循環をよくしていきましょう。

そして自粛期間を楽しく軽い身体で過ごしましょう!

最後まで読んでくれてありがとうございました。身体の構造やメンタル面からのアプローチ方法を、明日の自分に少しでもプラスになればいいなと思い発信していこうと思います。

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