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お花があると みんな笑顔になる不思議 【デイサービスの日々】

私が働いているデイサービスで人気のレクリエーションのひとつ、生け花。

生け花の先生がいるわけではなく、職員がお花と花器、剣山、ハサミを用意し、ご利用者様が好きなように生ける。

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(チェコ プラハ)


職員は基本的に、見守るだけ。お手伝いするのは硬い茎のカットくらい。

グループに分かれ、皆さん思い思いに花を選んで「こうかしら、いやこの方がいいかな」「あら、いいわね」と。

最後は、完成した生け花と一緒に写真撮影。

お花と一緒に写真を撮ると、自然と笑顔になる。表情がより明るく、笑顔がより素敵になるから、不思議。

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(インド ゴア)


そのあと1週間ほど、水揚げしたり、生け直したりしながら お花を楽しむ。みんなに大切にされて、2週間もつこともある。

お花があるだけで、気分が明るくなって、お世話をするという意欲がわく。季節を感じることができて、会話がさらに弾む。

これは、女性だけでなく男性も同じ。

男性も「この花なんて名前?」や、「あ、この間のつぼみが開いた」と、お花を見守っている。

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(スロバキア  ブラチスラバ )


私自身も影響されて、はじめて自分にお花を買ってみたり、育ててみたり(食べられるものだけ)。

今は野イチゴに花が咲き、小さな小さな実がなっている。

育てたイチゴでジャムを作って、自分で焼いたパンにつけて食べることを夢みて。

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ジャムになるくらい収穫できる日は、まだ遠そうだ。

読んでいただき ありがとうございます。 頂いたサポートは、旅の資金に使わせていただきたいと思います。 また自由に旅行できる日を夢見て。