お金などエネルギーのブロックに潜むもの
今までお金などのエネルギーについて何度か触れてきましたが(『エネルギー循環のための器、ありますか?』『お金というエネルギーを自分に使う練習』など)、エネルギーをブロックさせているところを細やかなレイヤーでみていくと人それぞれ本当に違うことに気づくと感じています。
よく星読みでいうところの豊かさや循環を表す「2ハウス」や「8ハウス」に課題がある方々が、私のこれらの文章を読んで参考になる!と感じていただくことも多いようなのですが、私自身にそれらハウスへの課題は大してないのです。けれど、私にとっての課題は「自己犠牲をしないこと」「自分を消して外に依存しないこと」や「自分の喜びを感じて行動に移すこと」があり、それをお金や仕事、行動というエネルギーの循環のなかで実践した結果、が、体験として大きな循環を生んでいる、ということだと感じています。
そこを間違わずに細やかなレイヤーでみていくことがじつはとても大切だと感じています。ただ闇雲にお金を使ったり、何かしらのサービスを提供をしてみたり、とエネルギーをまわすのではなく(それはそれでいいけれど結果はそこそこ)、できるなら自身のエネルギーを大きくストップさせている部分を正しく解放しながら、エネルギーを循環させるほうが大いなる流れの恩恵が受けられ、きちんとそのフローを感じられるようになると思います。
そしてそのブロックは、私たちが人生をかけて常に学びを得られるように、いつも事象として表れているはずなのです。
私の場合、幼い頃よりあらゆる属している集団やグループにおいて自分の個性を主張するという課題をもってきました。ただ主張するだけで事がするするうまく運ぶようになるにもかかわらず、周囲の人たちのあらゆる意見を取り入れ、誰もが嫌な思いをしないように動いてしまう。自己主張することが怖いが故に、嫌われて独りになってしまうこと、その分離の恐れによって、私は自分の感情に蓋をして、私に頼ってくれる人たちの意見をすべて取り入れ、結果的に依存させてしまう。本来、一時は傷つけてしまうことになったとしても依存関係を断ち切り、その人たちの魂の道へと送り出すことのほうがよっぽどいいのにも関わらず、です。私がやるべきことは、私自身が自分の心の声に耳を傾けること。自分のなかでの高潔さを保つことでした。ただそれを学ぶために、人間関係、健康、お金、仕事など、あらゆる場面で解決すべき問題を起こしているだけなのです。それらは魂の願い(ダルマ)に本気で取り組んでいるのか?という問いかけであり、宇宙からの大いなる介入、助けなのです。
人によって、それらテーマは異なるはずです。「必要以上に傷ついてしまうこと」「損することが怖いと感じていること」「自分の感情や感覚に繋がることを避けていること」「自意識が強すぎること」「無意識にいい人を演じてしまうこと」「他人に無関心であること」「独裁的な態度をとってしまうこと」「批判的になってしまうこと」「人の目を気にしすぎること」「常に自分が正しいと思うこと」「夢想しすぎること」「人や場をコントロールすること」「人の話に耳を傾けることが苦手なこと」「親密になることを避けること」「他人のために動くことがないこと」「他人を育てることに無関心なこと」「徹底してリスクを避けること」「知識や情報だけに頼ってしまうこと」「行動に起こさないこと」「諦めてしまうこと」「自分を疑うこと」「見返しばかり期待すること」「貯金や所有に固執すること」「過去への後悔に縛られること」「嫉妬心が拭えないこと」「冒険心を押し殺すこと」「社会的な成功にコミットしないこと」「約束を守らないこと」「心を閉じて頑固になること」「承認されることにこだわること」「他人の重要性を軽視すること」「不遜に振る舞うこと」「物事に過剰反応すること」「あらゆることに粗探しすること」「自分ではない誰かになろうとすること」「満たされていることに目を向けないこと」・・・何かしら自身の魂のテーマに応じて、それを学ぶため、気づきを得るための事象を幼い頃より体験しているはずなのです。事象はさまざまな形で具現化しますが、その裏に流れているテーマは一貫しています。
2024年夏も終わりに近づいているいま、私たちは大きく問われています。魂の願いを思い出すことを。何をもって私たちは、今世を選んだのか。何を学び、体験したいと思って地球に来たのか。何を通じて愛を感じたいと思ったのか。過去生からのしがらみ、影響を手放し、私たちが本気で自分たちの魂のために勤勉になれるのか、必要な活動に謙虚に励むことができるのか。自分たちの魂に真摯に向き合う。いま、無慈悲なほどに強力な後押しがきているのを感じています。
いただいたエネルギーは大切に循環させていただきます🙏✨