閑話休題雑記。_いまだ歓迎しておらず。
以前記事にも書いたように、私には絶対君主的(とはいえ妹に甘い)姉がおりまして、生まれてこの方ずっと末っ子です。
近所にも親戚関係にもあまり年下の子が多くなく、
公私ともに、そして自他ともに認める、オフィシャル末っ子。
そんな私の人生の中で最高だったのが、
大学卒業後新卒採用で入社した会社での、最初の2年間でした。
もう、10年以上前の話ですね。
こっわ。時流れるの早くてこっわ。
その会社は当時、ほぼ毎年新卒採用をしていたのですが、
ちょうど私の入社した翌年だけ採用をしなかったのです。
そう、つまりまるまる2年間、新入社員でいられる。
先輩に甘えられる。
後輩に教えなくていい。
こんな幸せな期間があったでしょうか。
私はたくさんの先輩たちに
失敗をサポートしてもらい、
時に叱っていただき、
そして励ましてもらい、
かわいがってもらいながら、
ぬくぬくと働いていました。
※まあまあ激務やったけど。
ですがね、「隔年」という記載で分かるかもしれませんが、
入ってきたんですよ、翌々年に後輩が。
あーあ……。嫌だなあ……。
これからは先輩として、
指導し、サポートし、励まし、
何より自分が模範とならなければいけない。
あーあ……。面倒くせえなあ……。
その後輩たちは、悪い子たちではない。
採用活動や内定者研修を経て、それは分かってる。
むしろいい子たち。
※というかキャラの立ってる子たち。
※絶対おもしろいだろう子たち。
でも、なんだかなあ…
私の中の末っ子魂が、君たちを受け付けないんだよなあ…
なーんかこの子達のこと、歓迎できねえなあ…
という気持ちを抑えきれず。
本来全社員参加必須に等しかった後輩たちの歓迎会を、
「私、歓迎してないんでえ~(笑)」と、
冗談めかした欠席理由と見せかけて、
実は本当に歓迎していなかった為、
欠席しました。
その後輩の1人がなぜか夫となり、
現在私の隣で本を読んでおりますが、
「いまだ君たちの入社を歓迎していない」
というスタンスは、
この10年崩しておりません。
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