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リターンとリスクを把握した上で、新たな一歩を踏み出す 〜CEOキッズアカデミー那覇校 ファイナンスコース

12月7日に、全4回開講された1ヶ月プレスクール「こどもファイナンスクラス」を終えました。

大人にとっても、「お金」と聞くと少し敬遠されがちではありますが、これから多様な社会、そして変化が激しい金融の中で、若いうちからエッセンスを得ることは重要です。

お金のお話を今回、ラストとなる今回のテーマは「収支のバランスと運用方法を学ぶ②/お小遣い分析」、主催はalive代表の野原さんです。

お金を「守る」と「増やす」観点から考えてみよう

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店舗運営やインターネット事業…世界には数えきれないほどの仕事があるなかで、お金について共通言語となりえますよね。

そんななか、給料を一律にもらい、消費しない方法として「守る」以外にも、「増やす」方法もあると野原さんは教えます。

野原さん:
お小遣いにたとえてみると、まずお小遣いを使わずに大切なものに使おうと思うことは守ることですよね。

でも、私が以前勤めていた金融業界では「リターン」、つまり投資をして得られる利益のことを儲けというんです。

ただ、気をつけないといけないのが、投資は結果が不確実であるため、振れ幅が大きく、いっとき良いと思ってすぐに下がるときだってあるんです。

では、最近ニュースで取り上げられているyahoo!とZOZOTOWNの関係で考えてみましょうか?

時事ネタを挟みながら、親子で考えられる力を身につけてもらうべく、お小遣いを題材に、改めてどう消費しているのか。それは必要なもの、不必要なものと整理していきました。

リスクを分散して資産を守ろう!

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受講生の子どもは将来、社長になりたい!と考えている子どもで、事業をただいま考え中だが、そのためにお小遣いを貯めていると言います。

野原さんは「これから、リスク分散を考えることで全てのお金を損させるわけではなく、他の資産を守りながら増やすこともできます」とこれから一つの事業のみに目を向けすぎず、広い視野で物事を捉えられるようにと伝えます。

第4回の授業を通して、はじめは緊張しがちで、おとなしい子どもであっても、徐々に自分なりの考え方を発表したり、「こうした方がいいんじゃない?」と周りの大人たちへのインタビューを通して成長していく姿が見られました。

そんな、1ヶ月を過ごして最後バイバイという親子を送り、また一皮むけた子どもたちに会えたら嬉しく思います。

主催:alive

会場:おきなわダイアログ

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